秋の夜の古都を満喫するイベント「秋夜の奈良旅」期間(2022年は11月4日~26日の主に金・土曜)、夜間参拝できるお寺や神社があります。
本記事では、元興寺(がんごうじ)の夜間参拝の様子をお届けします。
(ふだんの元興寺の様子はこちら>>>【奈良】◆元興寺 - 飛鳥時代の古瓦と鬼伝説のあるお寺 )
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元興寺 夜間参拝レポート
18時すぎ、元興寺を訪れてみると、受付に煌々と灯りがともっています。
拝観料をお支払いして、境内へ。
夜の元興寺
本堂
冷えた空気の中、ライトアップされた本堂がまぶしい。
お堂に上がって、智光曼荼羅や仏像たちにご挨拶。
あかりの灯ったお堂は非日常感がありつつも、落ち着きました。
竹あかり
本堂の右手前には、竹あかりのオブジェが輝いていました。
竹あかり作家・演出家の川渕晧平氏による演出。
竹にはガゴゼ(元興寺にまつわる鬼)がデザイン(妖怪書家・遥香氏の作)されているそうです(調べていかなかったので訪問時には気づかなかった、反省)。
イルミネーションだと洋風ですが、竹あかりはお寺にも似合いますし、落ち着きもあって素敵です。美しい。
仏足石・浮図田(ふとでん)
仏足石もライトアップ。まぶしい、まさに。
浮図田は仏像や仏塔が整然と並んでいる場所なのですが、ちょっと暗くて見えづらいので、ここは昼間のほうがよいかも。
(参考 昼間のようす)
禅室(国宝)
通常非公開の全室が、夜間参拝時には公開(※外側から見学のみ、内部は入れません)されます。
禅室の戸が開けられ、須田剋太画伯の作品を観ることができます。
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おわりに
「秋夜の奈良旅」イベント期間中は興福寺(金・土)や春日大社(土)でも夜間参拝可能。
合わせて巡ればかなり満足な一日になりそうです。
夜は少し冷えますので、防寒対策をお忘れなく。
ちなみに、元興寺に初めて行かれるという場合は、夜間よりも昼間がおすすめです。
飛鳥時代の古瓦や、境内でふと見かける鬼、仏塔群などは昼のほうが見やすいので。
(昼間の元興寺の様子)
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