本記事では毛越寺の臨池伽藍跡(お堂の跡地など)をひととおり紹介したいと思います。
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開山堂(かいざんどう)
毛越寺を開いた慈覚大師をおまつりするお堂。
・慈覚大師像
・両界大日如来像
・藤原三代の画像
が安置されています。
入口からのぞき込むような感じで内部を拝観できます。
嘉祥寺(かしょうじ)跡
慈覚大師が開山した当時からあったといわれるお堂のようです(少なくとも奥州藤原氏以前からあった)。
『吾妻経』に出てくる「嘉勝寺」に相当するとのこと。
講堂跡
講堂は、仏法を説き、仏法を聞く場所ですね。
1573年の戦で焼失。
金堂円隆寺跡
毛越寺の中心だったお堂。
東西に廊下が出て、南に折れ、大泉ヶ池のほとりの経楼(きょうろう:お経をおさめる建物)と鐘楼(しゅろう:鐘が釣り下がっている建物)につながっていたそう。
とても豪華なお堂だったようですね。
常行堂(じょうぎょうどう)
>>>毛越寺 常行堂 - リボン風飾りがかわいい印象の宝冠阿弥陀如来
10月中旬、常行堂の周辺はすでに紅葉が始まっていて綺麗でした。
常行堂跡・法華堂跡
元の常行堂は現在の常行堂より東にあったようです。
法華堂と並んでいたんですね。
毛越寺のほかの記事
毛越寺全体案内
>>>◆毛越寺 - 平安時代の浄土庭園と臨池伽藍跡を現在に伝えるお寺
・浄土庭園
shishi-report-2.hatenablog.com
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