メリケンパーク
メリケンパークとは
・かつてのメリケン波止場と中突堤の間を埋め立ててできた港湾緑地
・震災の記録も残る
・さまざまなオブジェがおしゃれ
・広々としてゆったり散策できる
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散策のようす
マップ
今回は、地下鉄海岸線の「旧居留地・大丸前」駅から徒歩で行ってみました(わりとすぐでした)。
メリケンロードを南下して、横断歩道を渡ると、何やらお店が見えてきました。
噴水のオブジェは魚をとらえる鳥。
おや、この鳥の向こうになんかあるぞ……と思って近づいてみると。
フィッシュ・ダンス
おおお、なんかすごい。
開港120周年(1987年)のときに設けられた、フランスの建築家フランク・ゲーリーの作品。
ごく最近のものかと思いきや、昭和62年なんですね。
このお店の海側にはレンガ造りの建物。カフェなどが入っているようです。
浜手バイパスの高架下を通り。
対岸が見えるので大きな川のような気がしてしまいますが、もう海なんですよね、ここ。
たまたまかもしれませんが、海独特の磯くささがほとんどない。
震災メモリアルパーク
阪神大震災で被災したメリケン波止場の一部が遺構として残されています。
コンクリートがここまでぱっくり割れるなんて、甚大さを物語っていますね。
パネル展示などもありました。
神戸海洋博物館・カワサキワールド
震災メモリアルパークのあたりから西側を見ると、神戸海洋博物館が見えます。奥にそびえているのは改修中の神戸ポートタワー。
海洋博物館に近づいてみます。
網のような屋根?が目をひきますね。
海洋博物館内には、船舶やバイクなどで有名な川崎重工という会社の展示施設(カワサキ・ワールド)もあるようです。
せっかくなので入館してみることに。
(詳しい感想記事は後日更新予定)
神戸ポートタワー(改修中2022年11月時点)
夜景の写真などで有名なポートタワーですが、2022年11月時点で改修中でした。
改修のための白いシートに覆われていますが、なんだかフォルムが”細いバベルの塔”っぽくて、これはこれでなんかいいなあと思ってみたり。
スタバ 神戸メリケンパーク店
こんなところにスタバ、最高ですね。
コンビニコーヒーをすでに買ってしまっていたのと、時間の都合もあって寄らなかったのですが、ちょっと無理してでも行けばよかったかな。
メリケンパークオリエンタルホテルとルミナス神戸2
様々な建物があるメリケンパークでも目を引くオリエンタルホテル。
弧を描くようなフォルム(しかも非対称)が独特ですね。
ホテルの前に泊まっている船は「ルミナス神戸2」。
レストランクルーズ船(周遊しながらお食事ができる)だそう。
神戸海援隊
高さ4メートル近い石像が五体。
ぱっと見、モアイ像に見えたのですが、幕末の若者をイメージしているそう(1991竹中工務店)。
坂本龍馬の故郷・土佐のほうを向いているという説も。
BE KOBE モニュメント(写真なし)
メリケンパークといえば「BE KOBE」のモニュメント。
開港150年(2017年)に設置。
海外からの観光客の方々が大集合(100人くらいいたような)していて、歌などを歌っておられたので、写真を撮りそびれました。
たしかに、ここで写真を撮れば「神戸に来たぞ」感がわかりやすくありますし。
デザインとしてはシンプルだけれど観光効果は高くて、「必ずしも凝ったものがいいわけではないのだな」ということを感じました(まあ、海が背景になるという事情込みですが)。
海側からメリケンパークを見渡す
海側からメリケンパークを見渡してみました。
(見えづらいですが)中央に海洋博物館、右に改修中のポートタワー、左はホテルオークラ神戸です。
雲の感じのせいか、なんだか絵画っぽいような。
おまけ メリケン地蔵尊
メリケンパークから戻るとき、「メリケン地蔵尊」を発見。
二体のお地蔵さまが背中合わせで立っておられます。
海で亡くなった方々の慰霊のために昭和50年ころにお祀りされたそうです。
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おわりに
比較的気温が高く、風も穏やかな日でしたので、とても心地よい空間でした(が、冬は海風がダイレクトにきて寒そうとも思いました)。
夜も夜景がきれいだそうです。
アクセスなど
地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前」から徒歩の場合。
周辺の施設情報
・旧居留地
shishi-report-2.hatenablog.com
・生田神社
shishi-report-2.hatenablog.com