仏像、ときどきワンダー観光

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【京都】建仁寺 方丈・大雄苑 - 海北友松の襖絵を背に眺める枯山水庭園

建仁寺の全体案内>>>◆建仁寺 【境内案内】

 建仁寺 方丈(ほうじょう)・大雄苑(だいおうえん)

方丈の手前に枯山水庭園がうつっている画像

方丈と庭園

1599年、安国寺(安芸:現在の広島県)から移築した建物。
銅板葺の屋根が特徴的です。

方丈の前のお庭は枯山水様式の「大雄苑(だいおうえん)」。

建仁寺の枯山水庭園の画像

大雄苑

 

方丈の内部の様子

方丈建築の板張りの床、ふすま、天井が写っている画像

方丈建築の内部

ご本尊は十一面観音菩薩像(東福門院寄進)。
栄西さんの絵も掛けられています。

海北友松(かいほうゆうしょう)の方丈襖絵がみどころ

方丈では、海北友松の襖絵(複製)を見学することができます。

「雲龍図」

龍の描かれたふすま4枚の画像

龍が描かれたふすま4枚の画像

龍の顔が描かれたふすまの画像

海北友松の方丈襖絵「雲龍図」

複製とはいえ、すごい迫力です。

「竹林七賢人」

竹林七賢の一人が描かれたふすまの画像

竹林七賢の二人が話している場面が描かれたふすまの画像

海北友松「竹林七賢図」

「竹林七賢」とは、3世紀半ばの中国で、国難を逃れ、竹林に入った七人の賢者のこと。
竹林では、お酒を飲んだり、音楽を奏でたり、議論をしたりしていたようです。

こんな襖絵に囲まれていると、自分もその世界に取り込まれたような、不思議な感覚に陥りますね。

「竹林七賢図」の詳しい説明や襖絵はキャノンのサイトでご覧になれます。

建仁寺方丈障壁画 竹林七賢図襖|作品紹介|綴プロジェクト

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