仏像、ときどきワンダー観光

おもに仏像のこと。不思議スポットやふつうの観光の話もたまにします

【松本市立博物館(休館中)】彦星をおぶって雨の天の川をわたる「カータリ」に会う

松本市立博物館

f:id:shishi-report:20180814120602j:plain

松本市立博物館

特徴

・松本市の歴史や文化を展示
・松本城のすぐ近くにある
・松本に伝わる古キャラ「カータリ」が良い味出している

広告- - - - - - - - - -

 



観覧レポート

松本に何のゆかりもない私にはあんまり興味ないかなー、と思っていたのですが、これが意外とおもしろかったのです。

その土地ならではの言い伝えとか信仰とか、どこかファンタジーな部分があって楽しいですよね。

とりわけ心を惹かれた「カータリ」について記します。

カータリって?

まずは「カータリ」さんのお姿を(スタンプで失礼します。博物館では実物が観られます)。

f:id:shishi-report:20180814133115j:plain

カータリ スタンプ

f:id:shishi-report:20180814133210j:plain

カータリ(左) 松本城(右)


な、なんですか、この脚の細い変なおじさんは……。

「カータリ」というくらいだから、語り系?
何か伝説めいたものを語る人なのかなーとか思いきや、実はロマンティックな存在。

カータリさんの活躍の場は七夕です。

七夕と言えば、織姫と彦星が年に一回会える日。

しかしそんな日に雨が降っていたら……天の川の水かさが増して、彦星は織姫に会いにいけなくなってしまう。

そこでカータリさんの出番です。
カータリさん、彦星をおぶって、雨の降る天の川を渡ってくれるんです。

だから、着物の裾をまくって、脚を出しているんですね。
川を渡る→かわたり→カータリ、とのこと(たしか)。
なんとも涙ぐましい。
一気にファンになってしまいました。

広告- - - - - - - - - -

 



開館時間

午前8時30分から午後5時 (入館は4時30分まで)
年末年始、展示替え時は休館

※新しい博物館を建設中のため、令和5年秋頃まで休館中。

公式サイト>>>松本市立博物館

観覧料金

大人200円
(松本城とのセット券は大人610円)

アクセス

松本城公園内にあります。

 

周辺の施設情報

・松本城

shishi-report-2.hatenablog.com

 

・旧開智学校shishi-report-2.hatenablog.com

 
・松本市美術館

shishi-report-2.hatenablog.com

 

広告- - - - - - - - - -