かるかや山 西光寺
どんなお寺?
・善光寺参道の七福神巡りの一箇所め
・寿老人(じゅろうじん)がいらっしゃる
・由緒にかるかや親子が関わる
・本堂の獅子がかわいい
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拝観レポート
七福神めぐりの一箇所として行ってみたのですが、なかなか興味深いお寺でしたので、別途記事にしています。
ご本尊が親子地蔵
1199年、高野山からやってきた刈萱(かるかや)上人が建立。
ご本尊は親子地蔵です。
親子地蔵って、なんだか、珍しい気がしますよね。
というのも、こんな縁起が。
かるかや上人が高野山にいた頃のある日。
俗世に残してきた息子(石堂丸)が、父恋しさに高野山まで探しにきました。
三日三晩さまよったのち、石堂丸はある僧侶に会います。
この僧侶が父(かるかや上人)なのですが、僧侶は出家した身なので名乗ることができず、「尋ねし父は既にこの世にない」と石堂丸に告げます。
(そのシーンが銅像になっていました)
それで、石堂丸は山を降りるのですが、残してきた親族が皆亡くなってしまっており、悲しみにくれます。そして再び高野山に入り、修行することに(僧侶が父であると確信しつつも、僧侶を師と仰ぐ)。
その後、かるかや上人(父)は善光寺如来に導かれ、高野山から信濃へ。
このかるかや山を開山します。
かるかや上人が亡くなった後は、石堂丸がやってきて、ここを守ったそうです。
詳しいあらすじは公式ホームページに記載されています。
絵解きの寺 かるかや山 西光寺 ホームページ
なお、このお話、「絵解き」としてお寺で聞くこともできます。
絵解きとは、昔、字が読めない人に絵で説法をしていたのが始まり。
こちらのお寺にはその絵解きが伝承されていて、お願いすれば随時行ってもらえるようです(志納金500円)。
本堂の柱からひょっこりしている獅子がかわいい!
さて、かるかや親子の絆も素敵ですが、個人的に最も記憶に残ったのは本堂の欄間の柱にいる獅子です。
柱からひょっこりのぞいている感じがいい。
アップで撮った写真がこちら(ブレてしまいましたが)。
か、かわいい!
口元に手を当てています!
クマのぬいぐるみなんかがよくとるポーズではありませんか!
一応、悪いものが入ってこないように見張っている役割だと思うのですが、このかわいらしさで大丈夫なんでしょうか。
寿老人
七福神の一尊の寿老人。
長寿・延寿をつかさどるお方で、髭の長いおじいさんの姿をしています。
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おわりに
とにかく獅子がかわいい。
七福神めぐりをしなければお訪ねしなかったと思うので、何でもトライしてみるもんだなあ、と思います。
〇七福神めぐりレポ(時間の都合上、中途半端ですが)
shishi-report-2.hatenablog.com
周辺の施設情報
・善光寺
shishi-report-2.hatenablog.com