旧大乗院庭園
旧大乗院庭園は奈良ホテルの南側にある庭園。
近鉄奈良駅から徒歩約15分です。
ちなみに、大乗院とは、興福寺の門跡寺院(皇族や有力貴族出身の出家した子女が居住する特定の寺院のこと)だそうで。
要するにお寺、ですね。
庭園が造られたのは室町時代(その後姿を変えているようですが)。
庭園の南側に「名勝大乗院庭園文化館」という建物があり、そちらで入園料(大人200円)を支払うと庭園の見学ができます。
文化館の写真を撮り忘れてしまったので、いきなり庭園の様子の写真です。
文化館を出たところ。
池のまわりをぐるっと歩けるようになっています。
反時計回りに歩いてみました。
上の写真に映っていますが、庭園の東側には休憩施設があり、座って休むこともできます。
東大池にかかる赤い橋に行ってみます。
緑の中で、赤が映えますね。
赤といえば…
真っ赤なトンボもいました(8月)。
びっくりするくらい赤かったです。
写真では色味が抑えられていますが、イメージでいうと「ネオンカラーの赤!」くらいの感じでした。
昆虫詳しくないですが、この真っ赤な色合いは「ショウジョウトンボ」でしょうか(調べたらすぐ出てきた)。
真っ赤なのはオスのようです。
ショウジョウトンボのメスは黄褐色のようなのですが、見かけなかったような。
その一方で、きれいな水色のトンボもいました。
それから気になったのは、水面に浮かぶ水草。
ヒイラギの葉っぱのような、トゲトゲしたような形です。
よもぎの葉にも似ているかな。
フタクタル図形っぽくもありますね。
合っているかわからないですが、ちょっと調べた感じだと「ヒシ」でしょうか。
興味深い形です。
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土曜の午後でしたが、外国からの観光客の方と入れ違いになったのみで、それ以降は誰もいませんでした。
気候の良い時期であれば、「観光に疲れて、ちょっとのんびりしたい」というときにはぴったりの癒しスポットだと思います。
奈良ホテルに宿泊される方は、朝夕の散歩にもいいです(ただし9時~17時)。
ただし、ここをメインに観る、という感じではないかなと思います(庭園好きの人以外は)。
奈良初訪問であれば、他にもいろいろありますので、そちらから観光していくのがおすすめかなと思います。
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