四季折々のお花が楽しめる般若寺。
40年ほど前の般若寺は、荒寺状態だったそうです。
そのときのご住職さんが境内に咲く一輪のコスモスを発見。
「多くの人にコスモスを見て頂き、心を和やかに持ってほしい」
般若寺 公式ウェブサイトより引用
という思いからコスモスの研究を開始。
今となっては、「コスモス寺」とも呼ばれるほどに。
この、「皆にも癒されてもらいたい」的な気遣いが素敵ですよね。
ご住職さんのスタンスが受け継がれているのでしょう、コスモスに限らず、境内のあちこちで「心遣い」が感じられるお寺でした。
11月初旬、見ごろは過ぎてしまいましたが、まだちらほらとコスモスを見ることができました。
(お寺のツイッターを拝見すると、2019年の見ごろは10月中旬だったようです。)
コスモスの後ろにいらっしゃるのは、西国礼所三十三観音霊場のご本尊を石像にしたもの。
1702年、寺島さんという方が病気平癒の御礼として奉納されたそうです。
かなり気合の入った奉納ですので、よほど奇跡的な回復をしたのでしょうか。
阿弥陀如来さんもコスモスに囲まれてほんわかムード。
全体案内>>>【奈良】◆般若寺【境内ガイド】- 境内のあちこちに心遣いを感じるコスモス寺
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