法隆寺 夢殿(国宝)
法隆寺の東側の伽藍に立つ夢殿(ゆめどの)。
春(4月11日~5月18日)と秋(10月22日~11月22日)のみ特別開帳となります。
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外観
肝心の夢殿の写真を撮り忘れまして……(何やってるんだ私)。
上記は法隆寺iセンターにあった夢殿模型の写真です。
こちらは1/150模型(アマゾンリンク)。
八角形の円堂で、天平時代の建築ですが、鎌倉期(1230)に大改修されています。
拝観レポート
夢殿の周囲を回りながら、中をのぞく見学スタイル。
網が張られているのと、内部が暗いので少々もどかしいですが、厳重な管理のためには仕方ないですね。
救世観音(くせかんのん)立像
写真が撮れないので、イメージを描いてみたんですが、難しい(汗)。
なので、本の表紙(Amazonリンクです)を貼っておきます。
「救世観音(くせかんのん)立像」というお名前ですが、「聖観音(観音さまの基本スタイル)」に分類されます。
奈良のガイドブックや仏像の本にも必ず載っているほど有名ですね。
私が買ったガイドブックには救世観音のお顔がアップにされていたので、お顔の大きい仏像という印象を勝手に持っていましたが、実際に拝見すると、むしろ小顔に見えました(思い込みってこわい)。
全身としても、わりとほっそり体型。
ほほ笑んでいるような、ちょっと前向きな感じのする表情が素敵です。
聖徳大使の等身像と言われているので、「こんな雰囲気の人だったのかなあ」などと歴史に思いを馳せることができます。
木造(クスノキ)ですが、長らく秘仏だったので、金銅仏のような輝きが残っています。
夢殿のほかの仏像
救世観音の周囲には
・聖観音
・考養(こうよう)像
→聖徳太子が16歳のときの姿
・行信僧都(ぎょうしんそうず)像
→夢殿を建立したお坊さん
・道詮律師(どうりつせんし)の塑像
→平安時代に夢殿を修理したお坊さん
なども安置されています。
法隆寺ほかの記事
周辺のみどころは?
夢殿のあたりから、おとなりの中宮寺に行くことができます。
菩薩半跏像が本当に美しい。
shishi-report-2.hatenablog.com
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