法隆寺ってどんなお寺?
法隆寺の特徴
・世界最古!の木造建築群
・聖徳太子が建立
・日本初の世界遺産
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法隆寺のみどころ
建築物なら
・日本最古(飛鳥時代!)の五重塔
・奈良時代に建てられた夢殿(ゆめどの)
仏像は
・釈迦如来三尊像〈金堂〉
・救世観音(くせかんのん)〈夢殿、春と秋の特別開扉時のみ〉
・夢違観音(ゆめたがいかんのん)百済観音(くだらかんのん)〈大宝蔵院〉
法隆寺 拝観レポート
境内マップ
拝観のメインとなるエリアは三つ。
西院伽藍(さいいんがらん)
→五重塔、金堂、大講堂など
大宝蔵院(だいほうぞういん)
→法隆寺の宝物殿的な位置づけ
東院伽藍(とういんがらん)
→夢殿など
通常は西院伽藍から境内に入り→大宝蔵院→東院伽藍へ、というコースになります。
南大門(なんだいもん)
参道を歩いていると見えてくる南大門。
法隆寺の玄関です(1438年の再建)。
中門
南大門をくぐると見えるのが中門。
(私が行ったときは工事中でした)
西院伽藍(さいいんがらん)の様子
金堂(こんどう) 釈迦三尊像
飛鳥時代の代表的な仏像、釈迦三尊像必見です。
釈迦三尊像を護る四天王は、武将の姿ではなく温和な貴人スタイルで、こちらも古い形式で珍しいです。
詳しくは>>>法隆寺 金堂 - 国宝の釈迦三尊像(飛鳥時代)は必見
五重塔(ごじゅうのとう)
日本で最も古い五重塔。
最下層の内陣は入口からのぞきこむような形で塑像群を見学できます。
東面:維摩居士と文殊菩薩が問答している場面
北面:釈尊入滅の場面
西面:釈尊の遺骨を分離する場面
南面:弥勒菩薩の説法場面
法隆寺パンフレットより引用
大講堂(だいこうどう)
講堂は仏教を学んだり、法要を行う場所。
現在の大講堂は990年に再興された建物。
大講堂内部では薬師三尊と四天王を拝観できます。
公式サイト>>>大講堂 | 聖徳宗総本山 法隆寺
西院伽藍周辺
一旦西院伽藍を出て、大宝蔵院へ向かいます。その途中で観ることができる建物など。
聖霊院(しょうりょういん)
聖徳太子のお像を安置するために、お坊さんたちの住まいを一部改築した建物。
お像は毎年3月22日に開扉されるそうです。
参考 聖徳太子像が奈良博にお出ましになったときの記録>>>【特別展】「聖徳太子と法隆寺」- 日本最古の四天王を間近で拝観
shishi-report-2.hatenablog.com
鏡池
聖霊院の向かいにある池。
綱封蔵(こうふうぞう)
お寺の宝物を保管する蔵(平安時代)。
しれっとたたずんでいますが、国宝です。
綱封蔵と妻室の間を通って北に進むと、大宝蔵院です。
大宝蔵院(だいほうぞういん) 夢違観音・百済観音
拝観レポート>>>法隆寺 大宝蔵院 - 悪夢を良夢に変えてくれる夢違観音と、1300年以上流浪した百済観音
東院伽藍の様子
夢殿
(実物の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました……)
夢殿は739年に建てられた、聖徳太子を供養するためのお堂です。
聖徳太子を模してつくられたという救世観音像が安置されています。
拝観レポート>>>法隆寺 夢殿 - 聖徳太子の姿を模した救世観音
東院鐘楼
現在の建物は鎌倉時代のもの。
でも、吊るされているのは「中宮寺」と刻印された鐘(奈良時代)なのだとか。
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所要時間のめやす
~2時間
(私は1時間40分ほど要しました。
それでも見逃したお堂(西円堂、上御堂など)があるので、じっくり派の方は2時間ほどみておいたほうがいいかな、と思います。)
サクサク飛ばして観る派の方でも1時間程度は必要かなと思います。
(参考)
東院伽藍に隣接する中宮寺もあわせてご覧になる場合はプラス10~30分ほど追加してください。
拝観時間
2/22~11/3 午前8時~午後5時
11/4~2/21 午前8時~午後4時半
拝観料金
西院伽藍内、大宝蔵院、東院伽藍内、すべてを拝観できて大人1500円です(2020年8月現在)。
アクセス
JR法隆寺駅より徒歩で20分程度です(バスもあります)。
自転車を借りる場合は、法隆寺近くの「法隆寺iセンター」でどうぞ。
周辺施設の情報
・おとなりは中宮寺
shishi-report-2.hatenablog.com
・藤ノ木古墳
shishi-report-2.hatenablog.com
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