2019年10月17日~11月10日に開催された興福寺の国宝特別公開の拝観レポートです。
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興福寺 国宝特別公開2019
近鉄奈良駅から歩いて数分というアクセスの良さ、そして国宝の仏像をたくさん保有していることもあって、いつも観光客で賑わっている興福寺。
南円堂・北円堂は通常非公開なので、観たことがない、という方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、興福寺はそれこそ何回も行っているのですが、南円堂の内部は拝観したことがありませんでした(北円堂は一度だけある)。
この度、南円堂と北円堂を拝観してきましたので、感想を記しておきます。
とりあえず一言でまとめておくと、「すごい良かった!!」です。
慶派の仏像が好きな方には絶対おすすめ!
拝観受付
中金堂の前(の、南円堂側)に受付のテントが出ていますので、そちらで拝観券を購入しました(南円堂と北円堂両方で1000円)。
なんと、お土産つき!
小さめのエコバッグとゆかり(ふりかけ)をいただきました!
予想していなかったので嬉しい(お土産があると知り、思わずテンション上がる)!
エコバッグの柄は、邪鬼の上に興福寺と書かれた玉(?)。
邪鬼の表情もいい!
無骨な感じの足がかわいい!
ゆかりは三島食品とのコラボで、四天王のイメージイラストがプリントされています。
このイラストもかわいらしくデフォルメされていていいですね。
(本気の表情だと子供さんなどは怖いかもしれないので)
ちなみに、興福寺のショップでは、この「ゆかり」関連グッズをよく見かけるのですが。奈良に存在するでもない三島食品さん(広島県)とどうしてコラボすることになったんでしょう、と疑問に思うことすでに数年(調べよう)。
南円堂(なんえんどう)
★こちらの記事で仏像について詳しく書いています。
shishi-report-2.hatenablog.com
北円堂(ほくえんどう)
★仏像についてはこちらの記事をどうぞ
shishi-report-2.hatenablog.com
おわりに
仏像たちに見とれてウハウハしているうちに、いつのまにかお堂が閉まる時間に。
南円堂も北円堂も、比較的小さいお堂なので、両方合わせて一時間もあれば十分すぎるくらいだろうと思っていたのですが、一時間などあっと言う間に経過してしまいました。というか、時間の感覚を失っていました。
スタッフの方がなにやらガサゴソし始めたぞ、と思って時計を見たら「もう17時じゃないか!」と気づき、慌てて退散したのでした(スタッフの方、すみませんでした)。
興福寺は何度も行っているので、「まあ別に観なくてもいいかな。慶派の仏像は運慶展で観たし」と実は一瞬思ったのですよ。
また、「拝観料1000円って、ちと高いかな」などとも思ったのですよ(失礼)。
でも、明らかに観に行って良かったです!
北円堂ももちろんですが、滅多に開扉しない南円堂はとくにおすすめ!
普段は年に一日しか開扉しないようですが、2019年は10月17日~11月17まで拝観可能です(南円堂と北円堂が同時に開扉するのは実に6年ぶりらしいです)。
とまあ、熱く語りましたが、仏像に興味がない方にとっては「ふうん」という感じだと思うので、あまり期待を膨らませすぎませぬよう。
興福寺のほかの記事
・記事一覧
shishi-report-2.hatenablog.com
・東金堂
shishi-report-2.hatenablog.com
・中金堂
shishi-report-2.hatenablog.com
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