大谷寺(おおやじ)(別名:大谷観音)
どんなお寺?
・岩に包まれるようにお堂が建っている
・お堂を包む洞穴は縄文時代の住居・墓地
・洞穴に彫られた石仏群がみどころ
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拝観レポート
仁王門
真っ赤な仁王様の腹筋は、尋常じゃなく発達しています。
現在は修復されて、つやつやになっているようです。(→公式サイト参照>>>大谷寺 | 日本最古の石仏「大谷観音」と高さ27メートルの「平和観音」)
大谷観音堂
この大谷寺でいちばんインパクト大な、岩に飲み込まれそうなお堂。
参拝料を支払うと、お堂内に入れます。
千手観音(大谷観音)
お堂のなかには、洞穴に彫られた大谷観音(千手観音)が。
説明のアナウンスによれば千手観音の手は42本(810年作)。
かつては、防水のための朱を塗り、その上に粘土、さらに漆を塗って金箔が押されていたそうです。
空海作とされていますが、実際は、アフガニスタンの僧侶が彫ったものと最近の研究では考えられているそうです。
脇堂(石仏群)
大谷観音隣の脇堂では石仏群(釈迦三尊像・薬師三尊像・阿弥陀三尊像)を見学できます。
洞穴ゆえ、独特な雰囲気があってよかったです。
宝物館
大谷寺の洞穴遺跡から出土した人骨がみどころ。
1万1000年前の方らしいです。
20歳前後・男性・身長約154cm。
ほぼ完全な姿で出てきたのがすごいですね。
弁天堂
昔、このあたりの川に毒蛇が住んでおり、その水に触れると鳥や魚などが死に、人間も病気になってしまうことがあったそうです。
穀物も育たず困っていたところ、その話を聞いた弘法大師(空海さん)がこの地に登場。
空海さんが毒蛇の谷に入り、岩山に千手観音が彫ったところ、一帯は金色の光で照らされるように。
人々は喜んで、仏教を信仰するようになり、大谷寺が始まった、といわれています。
この毒蛇は、空海さんに説得されて改心し、白蛇となって弁財天に仕えるようになったのだとか。参拝後に白蛇の頭に軽く触れると、ご利益があるとのこと。
(私は帰り際に知ったので、触れそびれてしまいました…)
その他 境内の様子
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拝観時間・料金
・夏季:4月~9月/8:30~17:00
・冬季:10月~3月/9:00~16:30
(受付は20分前まで)
・12~3月の木曜と、年末は休業
・大人500円
※変更となる場合がありますので、公式サイトでもご確認ください
公式サイト>>>大谷寺 | 日本最古の石仏「大谷観音」と高さ27メートルの「平和観音」
アクセス
宇都宮駅からバスの場合
宇都宮駅前から関東バスで30~40分ほど。
「大谷観音」で下車、徒歩2分。
大谷資料館から行く場合
大谷資料館からは徒歩7~8分程度となります。
周辺の施設情報
・大谷資料館
shishi-report-2.hatenablog.com
・平和観音(大谷公園の巨像)
shishi-report-2.hatenablog.com
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