仏像、ときどきワンダー観光

おもに仏像のこと。不思議スポットやふつうの観光の話もたまにします

【栃木】大谷資料館 - 野球場がすっぽり入るほどの巨大地下採掘場跡

大谷(おおや)資料館

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大谷資料館

大谷資料館の特徴

・大谷石を掘り出してできた地下空間
・140m×150m、平均深さ30mの巨大空間
・坑内の平均気温は8℃前後!
・神殿のような神秘的雰囲気
・ロケ地としても多々利用されている

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見学レポート

資料館(駐車場)周辺の景色

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資料館周辺の岩たち

切り出された部分だけ「シャキーン」とした巨大な岩に圧倒されます。
なんだか異国に来たような気分。

洞窟っぽい場所もありました。

大谷資料館付近の彫られた岩

洞窟風

自販機の小ささから、いかにスケールが大きいかわかりますね。
入ってみると、向こう側に通じてました。

大谷資料館付近の洞窟風採石場跡から外を見た画像

洞窟風の空間に入ってみた

地下坑内の様子

さて、いよいよ地下空間に入っていきます。
 

大谷資料館の外観を撮影した画像

大谷資料館

一見普通の建物ですが、ここが地下坑内への入口。

入館受付を済ませたら、階段を下りていきます。
足元が濡れたりしているので、滑らないよう気をつけつつ進んでいくと……すご!

大谷資料館の地下空間を撮影した画像

地下坑内へ

大谷資料館の地下坑内を撮影した画像

神殿っぽい

神殿っぽくて、非日常感がすごい。

大谷資料館の地下坑内にある石を撮影した画像

切り出された石たち


アーティスティックに演出された空間もあり。

ライトのオブジェ

假屋崎省吾氏のお花

アートやお花がライトアップされている

手掘りだった頃の跡が残っていたり。

手掘りあとののこる石壁に説明パネルがかけられている画像

手掘りのあと
足元には注意

地下特有の湿気で、足元が濡れているのですが、それが照明を反射して、ますます美しい。
ただ、全体的にすべりやすいのでお気をつけください。

大谷資料館の地下坑内を撮影した画像

巨大空間
真夏でも寒いので上着は必須

私が行ったのは真夏だったのですが、それでも坑内の温度は13℃くらいでした。

石壁に温度の書かれた説明パネルがかけてある画像

真夏でも13℃

上着を持参したものの、薄手だったために、途中から寒さに震えていました。
まだまだ見ていたかったけれど、寒すぎてギブアップ。

逆に、冬であればもともと厚着していますので、ちょうどいいかもしれません。
(とはいえ、2~3℃になることもあるようなので、ご注意を)

資料館エリア

地下坑内を満喫した後は、地上の資料館を見学。
地下との温度差が大きいので、カメラが盛大にくもりました。

大谷資料館の説明パネルを撮影した画像

大谷石の化学組成

大谷石でつくった建物のモデルを撮影した画像

大谷石でつくった建物のモデル

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所要時間のめやす

40分~程度
(じっくり観たければそれ以上でも。ただし、長居すると寒いです。上着をお忘れなく)

開館時間・入館料

4月~11月 9:00~17:00(入館は16:30)
12月~3月 9:00~16:30(入館16:00)
12月~3月は毎週火曜休館、年末年始休館
大人 800円

変更となる可能性がありますので、公式サイト等でもご確認ください。

アクセス情報 - 大谷資料館

アクセス

バスの場合

宇都宮駅前から関東バスで30~40分ほど。
「資料館入口」で下車。

入館券とバスがセットになった一日乗車券がお得。

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周辺の施設情報

・奇岩観賞
景観公園など、あっちこっちに巨大岩があります。

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大谷エリア

・大谷寺(大谷観音)
大谷資料館から徒歩で行けます。
日本最古の石仏や、窟に飲み込まれそうなお堂が見ごたえあり

shishi-report-2.hatenablog.com

 

・平和観音
大谷地向かいの広場にいらっしゃる巨大石仏。

shishi-report-2.hatenablog.com

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