仏像、ときどきアート

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【東京】題経寺(柴又帝釈天)- 帝釈堂の説話彫刻が見事

 

「寅さん」でおなじみの柴又。

「柴又帝釈天」もよく耳にしますが、そういえば行ったことがないなあ、とふらりと出かけたときの記録です。

(※来訪日は2017年3月です。お出かけ前には公式ウェブサイト等で最新の情報をご確認ください)

柴又帝釈天公式サイト

 


題経寺

京成線柴又駅で降りると、駅前には早速寅さんの像が。
(寅さんにあまり興味がないため、写真を撮り忘れてしまった……)

寅さん像の向こう側には参道商店街が伸びています。
おだんごおいしそうだなー、なんて思って歩いているうちに、すぐ題経寺の二天門が見えてきました。

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題経寺 二天門

「柴又帝釈天」という通称のほうが有名ですが、正式には題経寺というのですね。
日蓮宗のお寺で、1629年に開基だそうです。

ご本尊は板に描かれた(彫られた?)帝釈天像。
庚申の日には常開帳となるようですが、私が行った日は拝観できませんでした。

帝釈堂の彫刻ギャラリーは普段も拝観できますので、そちらがおすすめ。
受付にて400円おさめると、大庭園とあわせて見学できます。

帝釈堂彫刻ギャラリー

昭和4年に完成した帝釈堂。
このお堂の外壁には、壁面彫刻がびっしり!

(受付にて、写真を撮ってよいか確認しました)

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帝釈堂の彫刻ギャラリー


法華経の説話をもとに下絵が描かれたのだとか。

大正末期~昭和9年頃にかけて、当時の名人彫刻師によって彫られたそうです。
(どの彫刻をどなたが彫ったか公式ウェブサイトに記載あり)

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説話彫刻


いわゆる、欄間彫刻に近いのですかね。
精巧さにたまげました。

厚い板を彫っているのだろうと思いますが、奥行きがとても深いように感じられます。
細かい葉っぱの一枚一枚もぬかりなし。
流れるような雲も見事です。

これはいつまででも観ていられそう、と思いました。

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カメもリアル

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龍もいます

こんなに見ごたえがあるのに他にだれもいませんでした。
お寺には来ても、彫刻ギャラリーまではご覧にならない方が多いのかな。


大庭園(邃渓園)

彫刻ギャラリーとあわせて見学できます。

説話彫刻を熱心に見すぎたため、お庭を見学するころには身体が冷え冷え(冬に行ったので)。

すぐに切り上げることになってしまいましたが、ゆったりとした時間の流れる、静謐な気持ちになれる場所でした。


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お庭

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甲羅干し中のカメさん




おまけ

山本亭

題経寺参拝後、近くにある山本亭へ。

山本工場(カメラ部品製造)の創立者山本栄之助さんのご自宅。
100円で見学できました。

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山本邸 外観

建物を見学するのが好きな方は楽しいかも。

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玄関に人力車

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鳳凰の間

 

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庭園

喫茶メニューもあるようでしたので、ここでゆっくり過ごすのもよさそう。

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土蔵




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おわりに

柴又エリアには他にも「葛飾柴又寅さん記念館」や「山田洋次ミュージアム」などもあります。

亀有も近いですから、合わせてご覧になるといいかもしれませんね。


柴又帝釈天題経寺にお参りの際は、説話彫刻(彫刻ギャラリー)をお見逃しなく。