仏像、ときどきワンダー観光

おもに仏像のこと。不思議スポットやふつうの観光の話もたまにします

【ぼやき】観光地あるある? あんなに勉強したのに英語が話せない問題

このブログは主に仏像にまつわるアレコレを記載しているが、本記事は全く関係のない話である。ぼやきである。

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先日、仏像を観るべく奈良博に向かって、奈良公園付近を歩いていたときのこと。
閉館時間が迫っていたので、わりと慌てていた。

そんな私の横を外国人旅行者のカップルが追い越していった。
彼女のほうはなんだかぷりぷりとお怒りの様子だった。

すると男性のほうが振り返りながら「エクスキューズミー」とな。

日本では英語がそんなに通じないことをわかっておられるらしく、男性はスマホの翻訳アプリか何かで
「鹿さんどこにいるか知ってる?(意訳)」
と問うてきた。

私(ああ、日が暮れて鹿さんたちが山に帰ってしまって、公園内にあんまりいないから聞いてきたのかな)→「They……(ええと) went home,……(ええと)Wakakusayama(鹿ちゃんたちは若草山に帰ったで、のつもり)」

外国人男性「????」

私(あ、しまった、私的には鹿は友達のようなものだからTheyを使ってしまったが、おかしいよなたぶん)

慌てる私をよそに、外国人男性、冷静に質問文を変更し、画面を見せてきた。
「鹿さんの餌、どこに売ってるから知ってる?」

私(あー、さっきの返答、頓珍漢だったね、すまん。
……鹿の餌って、鹿せんべいのことよな?
公園内に売ってるはずだけど……って、なるほど、日が暮れたからせんべい屋さん店じまいしてんのね。あーだったらたぶんもう売ってないなー。鹿にせんべい与えられないから彼女怒ってんのね)
とぐるぐる考えながら
「あー、うー、せんべい、ノー」
とつぶやくのが精いっぱい。

「あのへんのお土産屋さんに売ってたりしない(意訳)?」とバスターミナルを指す男性。

私(ふつうのお土産屋さんには売ってないからなあ、たぶん、もうないよなあ)
ということで、うまく説明したかったのだけど、まったく英単語が出てこずに
「Maybe,no(たぶんないわぁ、のつもり、合ってるのか?)
としか言えなかった……。

「……Thank you」と言いながらものすごく悲しい目で去っていった男性、ごめんだよ。
彼女の機嫌は直っただろうか。

それはまあいいとして。

驚くほど英語が喋れない件

これでも私、いわゆる「ガリ勉」として生きてきたのである。

中学時代の英語の成績だってもちろん毎回「5(5段階評価で)」であった。
高校の英語は決して得意とはいえなかったが、それでも大学受験やら学術論文やら入社試験すらも、いちおうは乗り越えてきたのである。

まあ、それなりに勉強してきたほうなのである。

なのに!なのに!
なぜこんなにも喋れないのであるか!?

大学時代、教養科目で英会話の授業も履修したよな!?
しかも成績「優」だったよな!?
あれはいったい何だったんだい!幻だい!

読めるのとしゃべれるのは全く別。

ということなんでしょうか。
落ち込みます。

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【教訓】翻訳ツールがいくらでもあるでねえか

いや、私もさ、男性みたいにスマホを取り出してさ、翻訳サイト(DeepLとか)でも使えばよかったんだよ。
便利なツールがあるんだからさ、今の時代。
でも、とっさのことで頭が働かなかったのよ。

ということで、次からは翻訳ツールに頼ることを心にきめ(勉強しろ)、スマホのお気に入りにDeepLを登録したのでした。

次からは上手に案内するぞ。

www.deepl.com



でも、人間って意外と意思疎通できるもんだね

これ以外にも、別の日、写真を撮ってほしいとアジア系女子三人組に頼まれたのだが、ものすごく構図にこだわりがあったらしく、いろいろとご指示があった(気を利かせたつもりでアングル変えたらけっこう怒られた)。

それでも、単語と身振り手振りでなんとなく理解し合えるから人間ってすごいよなと思う。

こちらはバスターミナル2階にいる鹿さん(オブジェ)

 

これを機にこのブログ(の一部)を英語化しようと思っている

以前から日本の仏像の見方の”英語版ブログ”をつくろうと思っていましてね。

日本人でさえ仏像ってよくわからないのだから、外国の人からしたら(とくに仏教国でなければ)、けっこう意味不明だと思うんですよね。

もちろん、公式サイトとかに英語での説明はあるんだけれども。

私たちが公式サイトの日本語の説明を読んでも仏教用語が並んでていまいちピンとこなかったりするように、「わかったようでわからない」みたいなこともあるのではないかと。

だったら平易な言葉の説明があったらより良いんではないかと。

とはいえ、一昔前であれば、英語が苦手な時点で完全不可能であった。
でも今、超優秀な翻訳サイトやAIがあるのよ。

そのように、かれこれ数年前から思ってきた。
箱だけはつくっていたのですけれどもね。

いかんせん腰が重い。

が、これも何かの転機やもしれぬ。

ということで、私は重い腰を上げるのである。

でもまだ上がらないのである。

だからここで表明して、逃げ場をなくすのである。


e-shishi-report.blogspot.com

※ブログタイトルなど諸々(仮)の状態です

よろしくおねがいします。

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