仏像、ときどきワンダー観光

おもに仏像のこと。不思議スポットやふつうの観光の話もたまにします

和歌山城散策 - 緑が多く静か、忍者も親切でとてもよかった

和歌山城散策

遠くから

どんなお城?

・秀吉の命令で築城、のちに紀州徳川家が増築
・昭和6年(1931)国の史跡に
・「おもてなし忍者」がいる

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散策マップ

和歌山城 散策経路(ピンク色の線)

大手門から入り、美術館側に抜ける経路(ピンク線)で見学しました。

バス停~

和歌山市駅から歩いても20分程度なのですが、雨が降っていたのでバスにしました。
停留所を下りるとお城が見えました。

バス停付近からお城方面を眺める

横断歩道を渡って、近づいていきます。

お堀が見えてきました。

お堀

一の橋と大手門

一の橋と大手門

お城への入口は複数ありますが、正門に相当するのが大手門。

大手門

高麗門式という、櫓ではなく屋根を乗せただけの形式。

門をくぐって歩いていきます。

広いのに人が全然いない

小雨が降っていましたが、その分緑が映えてとても心地のよい雰囲気。

石垣が現れる

石垣が出現する感じは、大阪城と似ているなあと思いました。

伏虎像

伏せた虎の石像

伏虎像

うおなんかいる!と思ったら虎さん。
天守閣が建つ山は虎が伏せているように見えるので「虎伏山(とらふすやま)」と呼ばれているそうで。
このエピソードにちなんで虎さんの石像が置かれています。

虎の石像

じっ

石像とわかっていてもちょっとビビる笑。

虎さんに向かって右側に進むと裏坂、左側に進むと表坂。
表坂方面へ向かいました。

表坂

表坂へ

石垣の間にある石の階段

階段をのぼる

こういう石の積みあがっている感じ、「ザ・城」という感じで好きです。

けっこう高いところまで登ってきました。
お城の敷地内にある動物園が見えます。

動物園が見える

何かの鳥(だったかな)の鳴き声が聞こえて、いい意味で力が抜けて癒されました。

七福の庭

7個の巨石を七福神に見立てて並べた「七福の庭」。

引き続き坂をのぼっていきます。

坂道をゆく

天守閣もそろそろ

天守閣見えてきた

天守閣が見えてきました。

天守閣

天守閣

詳しい見学レポ>>>和歌山城 天守閣 - 内部は昭和の学校っぽさもあり懐かしい気持ちに 

忍者の「おもてなしの術」に心癒される

天守閣を見学後、忍者に遭遇。

なぜ和歌山城に忍者がいるのかというと、江戸時代に実在した「名取三十郎」という忍者にちなんでいるみたいですが、あんまり関係ないのかもしれません笑。

現在和歌山城に現れる忍者は伊賀ですか?甲賀ですか?

 伊賀でも甲賀でもなく、平成23年に生まれた”おもてなしの術”をあやつるおもてなし忍者です。

史跡和歌山城 道案内マップ 裏面より引用

「おもてなし忍者」とはっきり言い切るところが潔くて好きです。

足が悪くて石段を登れない方などは、車いすで忍者が天守閣まで案内してくれる(「忍者と一緒に和歌山城の術」)サービスがあるそうです(たしかに石段のあちこちにスロープありました)。

私も天守閣の写真を撮っていたら、忍者が「記念撮影お手伝いの術」を披露してくれました。
アイドルかと思うくらい笑顔が素敵でさわやかな若者の忍者、とても親切で心が温まりました(自分の写真は撮ってもらったのに、素敵忍者の写真を撮り忘れるという失態……)。

「道案内の術」もお願いして、美術館側へ向かう経路を確認。
新裏坂を下りていきます。

新裏坂を下りていく

護国神社

護国神社

お城内に神社がありましたので、寄っていきました(お城の敷地内に神社あるのはわりと定番パターンなんですかね)。

狛犬の写真などは>>>護国神社(和歌山城内) - 戦没者を祀る/落ち着いた雰囲気 

 

不明門

駐車場を抜けて不明門を出ました。

不明門をあとにする

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おわりに

全体的に思ったことは「とてもいい場所なのに人が全然いない(※)! これは関西圏では大変な穴場なのでは?」ということでした(平日午前中&雨という特殊条件だからかもしれませんが)。

関西圏で比較すると、大阪城はやはりけっこう人がいましたし、「全体的に整備されてる感」があったのですが、和歌山城は木々も多くて自然豊かで、とても雰囲気がよかったです(もっと全国的に広まってもいいのでは?)。

周辺の施設情報

このあとはすぐ近くの和歌山県立美術館にむかいました。
(記事準備中)

・岡山の時鐘

shishi-report-2.hatenablog.com