大阪の万博記念公園内にある国立民族学博物館(みんぱく)の常設展示で、個人的に気になったもの・お気に入りのものを紹介します。
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気になった展示
ガイコツだけどなんかかわいい(メキシコ)
メキシコでは、「死は幸せなものであるべき」という考えがあるそうで、陽気な骸骨を飾ったりするそうです。
頭が大きいせいかなんかかわいい。
ペルーの焼き物
トウモロコシからつくる醸造酒「チチャ」のための焼き物。
小さな壺が大きくなって女性を取り囲んでいるのが印象的です。
こちら↓は置物なのかな。
「チャラン」とは馬の乗り手のこと。
丸い体型もいいし、人のよさそうなおじさんの表情も癒されます。
南アジアの衣装
国名をメモするのを忘れてしまって不明(多分インド?)なのですが、この女性用衣服についている飾り(モールの先にオレンジのぼんぼんがついているみたいなやつ)がかわいい。
(肝心なところで写真ブレる……)
木彫り人形(インドネシア)
衣装がカラフルなのと、たくさん集まっている感じが迫力を出しています。
魚の皮でできた衣服(ロシア)
「なんか魚の皮っぽい模様だな」と思ったら、本当に魚の皮(!)でした。
アムール川沿いの諸民族の特徴だそうで。
最近はスマホケースを作ったりしているのだとか!
木彫(アイヌ文化・北海道)
アイヌの伝統的木彫+独自の感性を表現する作品(貝澤徹氏)。
こちら↓は木彫りのクマとサケ(荒木繁氏の作品)。
「なんで北海道土産といえば木彫りのクマなんだ??」と漠然と思っておりましたが……アイヌの木彫からきているのですね。
八朔大造り物(熊本県)
毎年九月の八朔祭で造られるもので、なんと、杉の葉やススキなどでできています。
たしかに体表がもさもさしているというか……植物の繊維感ありますね。
(手芸の羊毛フェルトを思い出しました)
(番外)一番好きなのはパティオ
ご紹介したとおり、実に魅力的なアレコレが展示されている国立民族学博物館ですが、やっぱり私が一番好きなのはこの中庭のパティオでした。
遺跡っぽい雰囲気に未来感のある構造物が融合している感じがたまりません。
おわりに
こうして気になったものを並べるのはなかなか楽しい作業でありました。
展示品が多いと結構疲れてしまうものですが、適切に力を抜きながら流し見て「なんかいいな」と思うものをじっくり見学するのが私には向いているなあ、と。
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