采女(うねめ)まつり(2023)
天皇の寵愛が薄れたことにショックを受けて池に身を投げた采女(うねめ:天皇や皇后の身辺のお世話をする女官)の霊を鎮め、人々の幸せを願う「采女まつり」。
コロナ禍でしばらく限定的な開催でしたが、2023年は通常に戻りました。
管船弦の儀の様子を簡単に記録しておきます。
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猿沢池へ向かう
采女まつりが開催されるのは中秋の名月の日。
写真をうまく撮れなかったのですが、信じがたいほどに月がきれいでした。
猿沢池に近づくと、人が多すぎて通りづらかったので、いったん興福寺境内に入り、南円堂側からアプローチしました。
ひー、混雑!
このあたりは余地がないので、逆側(五十二段)へ。
お、こっちならまだ観られるかも。
と思いましたが、無理でした。
常にジャンプし続けていないと池も船も見えない。
ということで、ちょっと離れて数段高い場所から眺めることに。
すでに19時を過ぎていたせいかもしれませんが、2019年よりも圧倒的に混雑している気がする……。
関連:【イベント/奈良】采女祭(うねめまつり)- 花扇奉納行列と管弦船の儀(2019年の様子)
管弦船の儀
そうこうしているうちに、扇を乗せた船が登場。
夜&対象物が動いているのでひと昔前のコンデジだとこれが限界でした。
ちなみにiPhoneSEで撮ると。
iPhoneのほうが画素数は大きいのですが、機種が古いこともあってズームは厳しい。
(余談ですが、最近のiPhoneはカメラすごいらしいですね……お高くて全く手が出ませんが。
私はシャッター音が気になるし、電池や容量を気にせずたくさん撮りたいのでコンデジ派です(リコーのGRほしい))。
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おわりに
今回はかなり遠くから眺めただけでしたが、水面を照らす光や、船や衣装の華やかさもあって、とてもきれいでした。
2019年時点でも「京都よりはマシだけど、奈良もたくさん観光客いるなあ」と思っていたのですが、インバウンドが戻ってきた2023年、「2019年より増えてるよな?」という体感でした。
2019年の様子
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