仏像、ときどきワンダー観光

おもに仏像のこと。不思議スポットやふつうの観光の話もたまにします

【長野】松本城 - 天守は高い段差多め、足腰の丈夫なうちに行っておこう

松本城

くもり空のもと松本城を撮影した画像

松本城

松本城の特徴

・天守(国宝)は安土桃山時代末期~江戸時代初期に建造
・天守内は段差多め&頭上注意
・黒壁がおしゃれ

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松本城 天守観覧レポート

待ち時間があることに驚いた

松本を観光中、「さーて、次は松本城に行くか」と松本城のウェブサイトを見たとき。

「天守入口までの待ち時間:50分 (※2017年8月上旬・お昼頃の情報)」

えっ!? 松本城って、入城までにそんなに待つの!?と。

これまで他のお城を見学したこともありますが、すんなり入れた記憶があるので、ちょっとした衝撃でした。

夏場に50分待つのもしんどいので別のところへ先に行こうか迷いつつ、数分後に松本城の待ち時間を再びチェックすると……

おや! 30分に減少している! ならば今行こう!と、慌ててバスを降車したのでした。
(このように、待ち時間はけっこう変動するようですので、マメにHPをチェックすることをおすすめします。)

太鼓門~

バスは太鼓門の近くに止まったので、ここから入ります。

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太鼓門

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お堀

太鼓門をくぐって、お城に近づいていきます。

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お城に向かう

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お城へ向かう

門をくぐると、天守が登場(逆光になってしまいましたが)。

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松本城 天守

見ごたえありますね。
このまま眺めていたい気持ちもありましたが、天守内に入るために早く並ばねばなりません。

天守入場待ち

ひたすら立って並ぶのだろうと思っていたのですが、テントの下にずらっと長椅子が設けてあり、座って待つことができました。これはありがたい。

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テントから松本城をのぞむ


日も雨も避けられて、しかも座れる。
これなら暑い日でも、雨の日でも、ご年配の方も、比較的楽に待つことができますね。

私は膝の上に旅行ノートを広げて、これまでの道程を記入したりしていました。
椅子、ありがたや。

そうこうしているうちに時間は過ぎ、天守入口に案内されました。
30分も待ったようには感じなかったです。

天守内部へ

入口で靴を脱いで、ビニール袋に入れ、そのまま持ち込む観光スタイルでした。

内部は、かなりの高さの段さがあったりしますので、エコバック的なものにビニール袋ごと靴を入れ、肩にかけるなどした方が楽かもしれません(ご年配の方やお子さんなど)。

入ってすぐの階段の段差がすでに高くて「おおお」とひるむ。
なかなかアクロバティックな城内を予想させられます。


写真がぶれてしまいましたが、内部の様子です。

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武者走

ところどころに矢狭間・鉄砲狭間と呼ばれる狭間があります。
小さい方形が鉄砲狭間、長方形が矢狭間。
ここから鉄砲を撃ったり、矢を放ったりしたのですね。

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鉄砲狭間


各階に展示があり、じっくり観ていたらけっこう時間がかかりそう(混雑していますし、外で待っている方もいるので、あまりゆっくりはせず、横目で見る感じでした)。

中から外を見てみたり。

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天守内部から

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天守内部から

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展示

4、5階あたりになると、階段の横幅がいっそう狭くなります。
しかも、降りてくる人とすれ違うので、「すいません、すいません」とお互い譲り合いながらの通行に。

また、一段一段の段差も大きく、頭上に梁もあり、それなりに険しい。
目の前に「頭上注意」の貼り紙があるにも関わらず、私もうっかり頭をぶつけそうになりました(あと数センチ背が高かったらぶつけていた)。

若い人は問題ないですが、ご年配の方や小さいお子さんは、この狭くて段差のある階段にかなり苦労しているように見えました(いずれもご家族の方がフォローされ、無事に上りきっておられましたが)。

私もあまり体力に自信があるほうではないので、今のうちに登っておいてよかった、と思います。

この険しい階段だからこそ、天守入口までの待ち時間が発生するのだと納得。
人数制限しないと危ないですからね。

とはいえ、階段ごとに警備員や案内係の方が立っておられ、「頭上、注意してくださいねー」とか声をかけてくれますので、大丈夫です。
なんだか皆さん、とても感じが良かった。

世界遺産登録を目指しているそうなので、気合の入れ方が違うのかなーなんて思ったり(全体的にスタッフの数も多かったです。バイトらしき学生さんも含めて)。

さて、険しい階段を上ったら最上階に。
外に出られるわけではなく、窓があるだけでした。
けっこうむし暑いです。

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最上階からの眺め

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最上階からの眺め

あくまで個人的な意見ですが、お城って、遠くから観るのが一番美しいな、と思ったりします。

外観の美しさゆえ、期待値が高まってしまい、中に入ると「ほう、こんなもんか」と思ったりします(お城好きの方はいろいろ観るところがあるのでしょうが)。
事前に勉強していけばもっと楽しめるのに!とも思いますが、なかなか…(汗)


天守からの眺めをひとしきり堪能したら、のぼってきた階段を下ります。
下りるほうが大変そうに見えたので、けっこうビビってていましたが、大丈夫でした。

天守を出ると、待ち時間がまた60分に!
良いタイミングで入れたようです。
下から改めて見上げるとやはり迫力ありますね。
黒い壁がかっこいい。

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改めて見上げる

 

図説国宝松本城―国宝松本城解体復元50周年記念

図説国宝松本城―国宝松本城解体復元50周年記念

 

 

天守の観覧にかかる時間の目安

公式サイトでは45~60分とあります。
私の場合は、あまり展示を観なかったこともあり、30分程度でした。

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開場時間・料金

通常 午前8時半~午後5時(入場は午後4時半まで)
GW,夏季休暇時は延長あり
年末年始以外は無休
大人 700円

変更となる場合がありますので、公式サイトでもご確認ください。

アクセス

・バスの場合
松本駅よりタウンスニーカー(松本周遊バス)北コースに乗車(10分程度)
「松本城・市役所前」停留所下車すぐ

・徒歩の場合
松本駅より徒歩20分程度

周辺の施設情報

・松本市立博物館(太鼓門の南側)※リニューアル前の情報です

shishi-report-2.hatenablog.com


・松本市美術館

shishi-report-2.hatenablog.com