松本市美術館
どんな美術館?
・草間彌生氏の作品を常設展示
・建物自体が水玉に彩られていてかわいい
・松本市ゆかりの作家の記念展示室もある
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松本市美術館観覧レポート
外観からしてかなり個性的。
花のオブジェが咲き乱れています。
そう、この水玉模様、松本市出身の草間彌生氏の作品です。
常設展示(草間氏の作品)
美術館の外観も水玉模様ですが、館内の常設展示も水玉祭りでした。
有名なカボチャの絵をはじめ、黒地にひたすら赤ドットの絵とか、白い網目の絵とか、水玉模様のマネキンやらテーブルやら。
いくら水玉模様が好きであっても、あんなに水玉模様ばかり描けない気がするので、やはりゆるぎない個性、というか才能ということなのでしょうね。
もともと草間さんは、幼い頃から悩まされていた幻覚や幻聴から逃れるために、それらを絵にし始めたのだそう。
一見、マイナス要素である幻覚・幻聴を、作品に昇華したところがすごいなと思います。
作品にせざるを得ないくらい切迫したものだったのかもしれません。
このような美術作品って、芸術家の頭の中の概念が具現化したものですから、作品を通して、その方の世界をのぞき見れる感じがしておもしろいです。
自分と違いすぎたりして、ビックリしたりもしますが。
記念展示室
松本市美術館では、草間氏の作品のみならず、松本市ゆかりの作家の作品コーナーもあります。
・上条信山記念展示室
(松本出身の書家)
・田村一男記念展示室
(都会育ちで、初めて信濃の景色を見て感動、山の絵を描いた方)
・池上百竹亭コレクション
(松本市の文人・池上喜作(号・百竹亭)が集めた資料や民芸品)
上條信山さんの作品で記憶に残ったのが「一怒一老」と書かれた書。
書については私に知識がなく、楽しみ方がわからなかったりするのですが、「一怒一老」はまさにその通りだよなぁ、と思って背筋を伸ばしたのでした。
ミュージアムショップ
草間彌生氏のグッズが充実しています。
私は手ぬぐいを購入しました。
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開館時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時半まで)
※月曜休館(祝日の場合は次の平日)、年末年始休館
観覧料金
大人 410円
企画展は別途
開館時間・料金は変更となる場合があるので、公式サイトでもご確認ください。
アクセス
バスの場合
私はJR松本駅からタウンスニーカー(市内循環)に乗りました。
美術館以外にも松本城などを観光される場合は、タウンスニーカーの一日乗車券(松本周遊バスタウンスニーカー、500円で一日乗り放題)がおすすめです。
ただし、バスの本数が少ないので注意です(私はバスを待てずに結構歩いてしまったので、トントンくらいでした)。
徒歩の場合
松本駅から15分程度。
周辺の施設情報
・松本城
shishi-report-2.hatenablog.com
・旧開智学校
shishi-report-2.hatenablog.com
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