入江泰吉旧居について
・入江泰吉氏は奈良の風景や仏像・行事を撮影し続けた写真家
(>>>【奈良市写真美術館】 - 全国でも数少ない写真専門の美術館)
・入江氏が戦後~亡くなるまで暮らした場所
広告- - - - - - - - - -
見学レポート
外観
東大寺の脇(南西)の路地にある入江泰吉旧居。
平屋建ての建物です。
間取り
お寺の建物を移築したため、玄関には土間がなく、直接部屋に通じている構造。
部屋にあがってすぐに受付があり、見学料を支払いました。
スタッフの方に、案内していただきました。
客間
多くの文人が訪れたという客間。
壁際の棚には、入江氏が趣味で作ったお皿などが飾られていました。
客間で驚くのは、超巨大サイズの写真集。
見てよいとのことでしたので、めくってみます。
開くとほぼテーブルを覆ってしまうほどの大きさ。
春日大社の藤、山にかかる月、奈良の絶景ですね。
入江氏は仏像の写真も有名で、こちらは飛鳥寺の釈迦如来ですかね。
すごい迫力。
お庭側には、青いソファーが置かれています。
写真集なども自由に見ることができました。
昭和の奈良を映した写真集が興味深かったです(今もある建物もあるし、全然変わっているところもあって)。
自宅からこの眺め、うらやましい。
すぐそこに川が流れているので、水音にも癒されます。
茶室
茶室の隣の部屋?にポスターの数々。
書斎
憧れの、壁一面本棚。
電話機がなつかしい。
アトリエ
アトリエ部分は後に増築されたのだそう。
入江氏は多趣味で、ここで趣味にいそしんだそうです。
作品もいくつか展示されていましたが、やはり何か作る系のクリエイティブな趣味が多かったようです。
ほんとうにもう、景色が素晴らしい。
ものづくりをする方からすると「憧れの暮らし」ではないでしょうか。
お庭&暗室
「暗室も見ていっていいですよ」とのことでしたので、お庭側にまわります。
階段を下りていきます。
ここから建物を見上げると。
お庭部分が低い土地なので、旧居の1階部分が2階に見えます。
さて、再び石段を上がりますと。
暗室がありました。
こちらのドアからは入れないので、回ってみます。
入ってみると
すごくきれいに整えられていました。
タイルなども比較的新しいですね。
使っていないの、もったいない気もします。
広告- - - - - - - - - -
時間・料金・アクセス
・9時半~17時(入館は16時半まで)
・月曜休館
・一般200円
・吉城園のすぐ近く
関連施設
・奈良市写真美術館
shishi-report-2.hatenablog.com
周辺の施設情報
すぐ隣が東大寺境内です。
shishi-report-2.hatenablog.com
・休憩にはバスターミナルもおすすめ
shishi-report-2.hatenablog.com
・奈良国立博物館もどうぞ
shishi-report-2.hatenablog.com
広告- - - - - - - - - -