奈良国立博物館 総合ガイド
奈良国立博物館の特徴
・仏像に特化した見学施設がある(なら仏像館)
・主に奈良のお寺や神社の文化財を保管
・秋には正倉院展が行われる
奈良国立博物館 どこを見学すればいい?
全体図
複数の見学施設を擁する奈良国立博物館ですが、見学コースは比較的シンプルです。
・初めて奈良国立博物館に行く方
→ なら仏像館(常設)
・特別展(※)を開催している時期なら
→ 東新館・西新館
・ひと休みしたいなら
→ 地下回廊
(※)特別展のチケットを提示すると、なら仏像館の観覧料金が割引となります(特別展の種類によっては無料の場合もあり)。
名品展と特別展の両方をきっちり観ようとするとかなりボリュームがあるため、時間もかかり疲れると思われます。
優先順位をつけておくのがおすすめ。
奈良国立博物館 観覧レポート
なら仏像館
奈良国立博物館が保管している代表的な仏像は>>>奈良博といえばコレ!(特別展「奈良博三昧」の記事)をご覧ください。
※上記記事は、エース級宝物がほぼ全て出陳された特別展であるため、通常期は観覧できないものも含まれています。
普段の仏像館の様子はこちら>>>なら仏像館 - 詳しくなくても楽しめるインパクト強めの仏像たちを紹介
金剛力士像仮住まい中
現在、金峯山寺の仁王門修復中のため、金剛力士立像が奈良博に仮住まい中です(令和10年頃まで)。
5メートルもあって迫力ありまくりで首がもげそうでした。
いろんな角度から観られるのでおすすめです。
>>>金峯山寺の金剛力士立像が奈良博にやってきた(~令和10年頃までの予定)
青銅器館
なら仏像館とつながっている青銅器館。
仏像館の11室から渡り廊下を渡って行くことができます。
最初は「青銅器?ふーん」くらいだったのですが、何度か見ているうちに形が愛らしく見えてきました。
>>> 青銅器館 - 生き物を感じさせるデザインの器がたくさんある
東新館・西新館
東新館・西新館は、特別展や特別陳列の会場となります。
西新館では、常設の名品展「珠玉の仏教美術(絵画、書跡など、仏像以外の展示)」を行っている場合もあります。
東西で建物が分かれていますが、入口は同じ。
特別展のときはここから入場することになります。
特別展や特別陳列の例
【予定】
2022 年4月23日~6月19日 「大安寺のすべて」展
地下回廊
なら仏像館と新館をつなぐ地下回廊。
地下回廊には
・カフェ・レストラン
・ミュージアムショップ
・仏像の見方、作り方などの展示
があります。
詳しくは>>>地下回廊 - 観覧後にほっと一息できるエリア
(※)地下回廊は無料エリアですが、現在は新型コロナ対策のため、新館前か仏像館前での検温が必要です。
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時間・料金
・午前9時半~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
開館時間延長日は公式サイトにてご確認ください。
・月曜休館(休日の場合はその翌日)
・大人700円(名品展)
※特別展はその都度変わります。
アクセス
近鉄奈良駅から徒歩で11分程度です。
大通りに沿って直進なので、分かりやすいです。
歩くのがしんどい場合は、市内循環バスもあります。
周辺の施設情報
shishi-report-2.hatenablog.com
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ほかの国立博物館
東京国立博物館(略称:トーハク)
>>>【東京国立博物館】 - 仏像スポットは本館1階11室
>>>【東京国立博物館】 - 近代美術は本館18室
(参考 何度も行く人は国立博物館のメンバーズパスがおすすめ)
東京・京都・奈良・九州の四つの国立博物館の常設展を何度でも観ることのできるメンバーズパスというものがあります(私も毎年購入しています)。
よく行く人にはお得な制度です。
(現在は、新型コロナ対策で入館に予約が必要な場合がある(東京など)ため、慎重にご検討ください。)