旧開智学校(きゅうかいちがっこう)
どんなところ?
・昭和38年まで約90年使用された校舎
・現在の建物は明治9年に完成
・地元の大工さんが設計、施工
・令和元年、国宝に認定!
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見学レポート
従来の木造建築に西洋建築要素を取り入れた「擬洋風建築」。
全体の印象として洋風なのですが、正面の屋根などは日本家屋風で、なんだかちょっと混乱してきます。
雨が降っていたこともあり、外気温は高くなかったのですが、校舎内は相当蒸し暑かったです(8月)。
見学は真夏よりも春・秋がよさそう。
ひたすら床がギシギシ鳴るあたり、建物の古さを感じます。
蒸し暑さに耐え兼ねて、また、台風の懸念もあって、サクサク観ていきました。
開校当初の校舎は、全久院というお寺の建物を利用していたそうです。
のちに校舎(現「旧開智学校」)が建てられるわけですが、全久院の柱が回り階段の通し柱に使用されています。
こちらの階段を上がって二階へ。
教室などは和風というか、「ああ、小学校ってこの感じよね」感があるのですが、ピンポイントで洋風が主張してくるので、ちょっと混乱してくるような。
これぞ擬洋風建築の魅力ですね。
ステンドグラスがきれい。
照明もおしゃれでした。
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見学にかかる時間
私は20分程度でした。
(展示をじっくり観るならもう少しかかるかもしれません)
営業時間・料金
※耐震工事中のため休館中です(令和6年ころの再開を目指しているそうです)。
公式サイト>>>旧開智学校
午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)
※3月~11月の第3月曜、2月~12月の月曜、年末年始は休館
料金 大人400円
アクセス
・バスの場合
松本駅よりタウンスニーカー(北コース)に乗車
「旧開智学校」停留所で下車すぐ(徒歩1分)
・徒歩の場合
松本駅より25分程度