朝護孫子寺 玉蔵院
玉蔵院は信貴山の山内塔頭(たっちゅう)。
信者や僧侶のための宿泊施設です。
平安時代、かくばん上人が参篭の際に、毘沙門天さまから授かった玉(如意宝珠)をこのお寺に蔵めた(きすめた)ので「玉蔵院」となったそう。
宿泊せずとも、なかなかみどころも多いです。
個人的おすすめは一億円をくわえた寅さん。
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一億円をくわえたトラ
開山堂で四国八十八カ所お砂踏みめぐり をした後、お堂の裏手の道を通って、玉蔵院のほうに出ました。
そしてこの階段をのぼりはじめてふと気づく。
階段の横に、なにかをくわえたトラさんがいます!
正面にまわってみる。聖徳太子にお仕えした、願いを叶えてくれる寅さん。
お顔のアップ。
一億円くわえてた!!!
目力もすごい!
本堂に一例、真言を三回、足をさする、と書いてあったので、なでまわしておきました。
引き続き階段をのぼって、大きなお地蔵さんのもとへ。
日本一大地蔵尊
子どもを守ってくれるお地蔵さまで、「安産」「無事故生育」「知恵発達」などのご利益。家庭に福をもたらしてもくれるそう(説明パネルより)。
ちょっとほほ笑んでいるような、ふくよかで柔和なお顔立ちで、なんだか頼もしい印象ですね。
お身体がシルバーっぽいので、ウルトラマンを思い出してしまったのは私だけだろうか。
三重塔
お地蔵さまの隣の建物は三重塔。阿閦如来(大きな鏡に映すように正しく照らす知恵の象徴)がまつられているようです。
融通堂
融通堂のご本尊は如意宝珠だそう(珍しいですよね)。
ちなみに、お隣の成福院にも融通堂があります。
隣の高台には縁結び観音さま。
朝護孫子寺のほかの記事
・全体案内
shishi-report-2.hatenablog.com