仏像、ときどきワンダー観光

おもに仏像のこと。不思議スポットやふつうの観光の話もたまにします

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【奈良】◆矢田寺(金剛山寺)- お地蔵さま信仰発祥地のひとつ・体が埋もれるほどに咲き誇るあじさい

矢田寺(矢田山 金剛山寺)ってどんなお寺?

矢田寺

矢田寺(やたでら)の特徴

・開基は670年頃!
・お地蔵さま信仰発祥の地のひとつ
・閻魔さまもいる
・境内のあじさいは想像をはるかに超えるボリューム
・本堂の雰囲気も素晴らしい(特別拝観)

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お寺までの道のり

近鉄郡山駅から臨時バス

あじさいが見ごろのシーズンは臨時バスが出ています(令和4年は6/4~26>>>矢田寺|奈良交通)。


近鉄郡山駅で降り、バス停へ。
駅からバス停までが少し離れているので(徒歩3分程度、改札に案内看板あり)、少し余裕を持って行かれるのがおすすめ。

平日の午後過ぎでしたので、ゆったり座れました。

バスからの景色

20分程度で矢田寺前停留所(※臨時便場合、通常とは異なる停留所になります)に到着。

停留所からお寺まで なかなかの坂道

お寺は坂の上にある

写真だとわかりづらいですが、お寺までは結構な坂道。
焦らずゆっくり歩いていきましょう。

あじさいシーズン真っ盛りということもあって、思いのほか人が多かったです。

さっそくお地蔵さん

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拝観レポート

受付

この門をくぐってすぐ、入山料(※)を支払いました。
(※ 本堂の特別拝観をされる場合はまた別途、本堂内にて必要となります)

ちなみに、この写真は帰りに撮ったので空いていそうに見えますが、午後2~3時頃はわりとにぎわっていました。

階段がつづく

階段

すでに坂道を上りつづけてきましたが、さらに階段が続きます。

途中で休憩している人もいらっしゃった

ご年配の方にはなかなかキツイようで、あちこちから「えー、まだ続くの?」という悲壮感漂うお声が。

階段の段数としてはすごく多いわけではないと思うのですが、坂道ですでに疲れているのもあり、たしかに息が上がります。

境内へ

やっとこさ、境内エリアに出ました。

境内案内図

本堂の手前にあじさい園などもあるのですが、先に仏さまたちにご挨拶に行くことに。

本堂に向かう

 

本堂

本堂外観

平成の大修理を経て平成15年落慶の本堂。

あじさいシーズンに合わせて6/1~6/30まで御開帳となります。

ご本尊の地蔵菩薩立像


地蔵菩薩、十一面観音、吉祥天のお三方を中心とするお像が安置されています。
須弥壇の装飾が荘厳かつきれいで、いつまででも見ていられそうでした。
天井も高く、非常に心が安らぐ素敵な空間です。

詳しいレポート>>>矢田寺 本堂の仏像 - 「試(こころみの)地蔵菩薩」は地獄で会った地蔵菩薩を満慶上人が再現しようとしたお像

 

閻魔堂

閻魔堂

6/1~30は閻魔堂も特別開扉されます。

中央にとてもとても大きな閻魔さま、両脇に閻魔様以外の十王、奪衣婆が並び、業の秤、浄玻璃の鏡、檀茶幡があります。

地獄裁判の様子を垣間見れたような気がして非常に興味深かったです。

詳しく>>>矢田寺 閻魔堂 - 地獄裁判のようすを垣間見た気分に

 

あじさい見本園

本堂に向かって、参道の右手にあるのがあじさい見本園。

あじさい見本園

あじさいの品種がわかる「見本園」。

境内のあじさいを見て「これは何という品種だろう?」と思ったら見本園で確認できます。

紅ガクアジサイ

 

あじさい大庭園

あじさい大庭園

あじさいが想像をはるかに超えるボリュームで咲き誇っていました。

あじさいをかきわけて

映画『千と千尋の神隠し』で、千尋がお花をかきわけながらハクのあとを追うシーンがあり、「こんなにお花が生い茂っててさすが幻想的な世界観だな」などと思ったのですが。
まさか私も「あじさいをかき分けながら歩く」という経験をすることになるとは。

「これはみなさんこぞって見に来るのわかるわ!」と心底思いました。

たまたま近くにおられたグループの方も「これは春夏秋冬のイベントに加えたい。春の桜と夏の花火の間にあじさい」と話しておられ、心のなかで「わかるー」と思いました。

ただし、滑りやすい場所があるので、滑りにくい底(ラバーなど)の靴をおすすめします!!

あじさいが咲き誇る

あじさい園の写真いろいろ>>>矢田寺のあじさい庭園 - 体が埋もれるほどに咲き誇る、想定外のボリューム感

 

味噌なめ地蔵

味噌なめ地蔵

お味噌の味が落ちたときに、このお地蔵さんの口元に塗ったところ、味が復活したという伝説のあるお地蔵さん。

味噌なめ地蔵さんのお顔

穏やかなお顔をされていますね。

お地蔵さま信仰のお寺ですので、ほかにも境内のあちこちにお地蔵さんがおられます。
あじさいに囲まれてほほ笑むお地蔵さんの姿に、大変癒されます。

お地蔵様とあじさい

 

その他 境内の様子

本堂の北側エリア

本堂の北側にもあじさいがたくさん咲いています。

本堂の北側

この道を進んでみると、あじさいの咲く森!

あじさいが咲く森

この先は、「矢田寺 四国八十八カ所霊場めぐり」コースとなっています。

矢田寺 四国八十八カ所霊場めぐり

一周約4.5キロ、1.5~2時間程度かかるようです。

境内とあじさい園を見てまわるだけでも結構疲れるので、霊場めぐりは別日にすることに。

4つの塔頭(たっちゅう)

塔頭は、本寺の境内にある小さなお寺のこと。

矢田寺開山当初は7つのお堂と48の坊(お坊さんが住むところ)があったそうですが、現在は大門坊、南僧坊、北僧坊、念仏院の4つの塔頭から成っています。

4つの塔頭

各お寺でかわいい御朱印をいただけるようでした。

北僧坊(左)、念仏院(右)の御朱印
矢田聖天

矢田聖天

大門坊山門の左側にある聖天堂。
お堂正面に「歓喜天」と書かれています。
聖天さまをはじめとする諸像が安置されているとのこと。

開運推命みくじ

私は御朱印は集めておらず、おみくじ派なので、念仏院にて「開運推命みくじ」をお願いしました。

開運推命みくじ

一般的なおみくじとは違って、生年月日と性別をもとに、節分から節分までの時期の運勢を占うもの。

気持ちを新たにまた頑張るぞ、と思えました。

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全体的な感想

駅からバス必須なので、アクセスが良いわけではないのですが、6月に奈良に行くなら「矢田寺ぜひ行ってね」とおすすめしたいです。

6月は雨が多いですが、あじさいは雨の日こそ映えますので、よほどの悪天候時以外はおすすめです(足元には気をつけつつ)。

☆靴は底が滑りにくものをおすすめします。

アクセス・時間・料金

・あじさいシーズンは臨時バスあり(近鉄郡山駅発着・JR法隆寺駅発着)
・入山料500円(6月~7月上旬のみ)
・本堂拝観料500円
・9時半~16時半(本堂・閻魔堂)

周辺の施設情報

あじさいシーズンですと、JR法隆寺駅発着の臨時バスがあるので、矢田寺の前後に法隆寺・中宮寺をまわるのもおすすめ。

shishi-report-2.hatenablog.com

 

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・大和郡山城跡、金魚など

金魚とお城のまち やまとこおりやま(一般社団法人 大和郡山市観光協会公式ウェブサイト)

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