興福寺の追儺会(ついなえ)
どんな行事?
・興福寺東金堂で節分に行われる(薬師如来の法要後~)
・暴れる鬼を毘沙門天が倒し、大黒天が福をまいてくれる(※)
・寒いので防寒大事
(※)通常はお豆がまかれるのですが、2023年は豆まきなし(福引・景品もなし)でした。
整理券をもっている人は追儺会終了後に配布という形。
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見学レポート
近くで見学するには整理券が必要で、2023年は17時頃から配布だったのですが、寒さに負けて早めに行けず、エリア外から見学しました。
追儺会の前、18時半頃から薬師如来に除災招福を祈る法要が行われます。
その後(19時15分頃~)追儺会の開始となります。
19時すぎ、南円堂側から境内に入りました。
東金堂あたりが明るくてワクワクします。
東金堂前に到着。
それなりに混雑してはいますが、コロナ禍前よりは少ないのかな。
柵の外で適切なポジションを探します。
私は来たばかりなのでまだ寒さに耐えられましたが、かなり前から見学している方はみさん体を揺らしたりしておられました。
そんな光景からも寒さが立ち上ってくるよう。
そして法要が終了、追儺会が開始。
福男の紹介。
福男といっても女性(NARACITYコンシェルジュの方)もいらっしゃったので、名称だけのようです。
そして、3匹の鬼が登場、あばれだします。
鬼たちはお酒を飲んで、いっそう暴れます。
暗い&暴れているので写真がブレブレ。
ですが、たまにポーズをとってくれているような気もする。
暴れる鬼たちを鎮めるため、毘沙門天さんが登場。
鬼とバトル開始。
以前は毘沙門天を応援したりで盛り上がったようですが、コロナ禍のため基本的には発声禁止でした。
司会?の方が「毘沙門天さま、がんばれ!」などと実況中継してくれるのがちょっと面白かったです(慣れてらっしゃるのかな)。
ちょっとヒーローショーっぽさもある。
また、鬼は3匹放たれているのですが、毘沙門天とのバトルは「1対1」。
3匹が一斉に襲いかかることはなく、「マナーを守る鬼」なところがなんだかほほえましい。
毘沙門天によって鬼たちが倒されたあと、大黒天が登場。
司会の方の「おには~そと! ふくは~うち!」の掛け声に合わせて、打ち出の小槌をふるってくれました。
これにて追儺会は終了。
柵内で見学していた方(整理券ありの方)は出口テントにてお豆をもらえるようでした(いいなあ……いや、整理券もらうために早く行っておられるんだからまあ当然か)。
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寒いので防寒は最大限で
私は追儺会だけ見学したので、数十分程度でしたが、やはり寒かったです。
とくに、カメラを操作するために手袋を外すとき、冷気で凍るかと思うほど。
着こめるだけ着込んでいったので、身体はそこまでではなかったですが。
寒かったですが、よい立春を迎えられました。
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