仏像、ときどきワンダー観光

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【岩手】中尊寺 金色堂 - 奥州藤原氏が眠る場所/仏像の並び方が独特

本記事は、中尊寺金色堂の拝観レポートです。

 

金色堂(こんじきどう)

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金色堂

金色堂内へ足を踏み入れると、平泉観光パンフレットでもおなじみの、金色の世界が広がっていました。

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パンフレット


ガラスの囲いの中に、ずらりと並ぶ仏像たち。
金ぴかではあるのですが、少し落ち着いたトーンで渋みがあります。
仏像たちの足元には、奥州藤原氏が眠っています。

金色堂に眠る奥州藤原氏

須弥壇の中央には藤原氏初代清衡公、向かって左に二代基衡公、向かって右に三代秀衡公と四代泰衡公のご遺体(泰衡公は首級)が納められているそうです。

要するにお墓なのですよね。

中尊寺金色堂の須弥壇の配置図

中尊寺金色堂 奥州藤原氏のお墓



仏像の配置が独特 阿弥陀如来を囲む6体の地蔵菩薩

各須弥壇上には仏像が配置されているのですが、その並び方がこれまた変わっています。

3エリアある須弥壇のうち、中央檀の仏像配置図を簡単に描きました(詳細間違えている可能性あり、参考程度とお考えください)。

中尊寺金色堂の仏像の並び方を描いた図

中尊寺金色堂 中央檀の仏像配尊図


中央に阿弥陀如来、その両脇に勢至菩薩と観音菩薩、その左右に3体ずつ計6体の地蔵菩薩、手前に持国天と増長天、という並び(※上の図の増長天と持国天はどっちがどっちだかわかりませんでした)。

この並び方は中尊寺の金色堂独特らしいです。

特に、阿弥陀&脇侍を6体の地蔵菩薩が挟むというのは初めて見ました。
(六道すべての世界から生き物を救う、ということで「六地蔵」というグループがあるのですが、金色堂の6体のお地蔵さんもそれを表しているのか?)

前方に構えているのは増長天と持国天。
四天王として4躰セットで安置されるのが一般的なので、これもまた独特です。

柱も美しい

須弥壇を囲むように四本の柱が立っているのですが、らでん細工、蒔絵、彫金などが施されていて、まあ美しいこと。

お堂内に流れていたアナウンスによると、この四本の柱には48体の菩薩が表されているのだとか(混雑していたので、そこまでは確認はできなかったのですが…)。

秋でもけっこう冷える

ずっと観ていたかったのですが、混雑していますし、またお堂独特のひんやりした空気で身体が冷えてきてしまって(十月中旬とはいえ、東北は冷えますね)、後ろ髪をひかれながらも金色堂をあとにしたのでした。

 

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