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【奈良】春日大社 - 古代の空気をまとった参道の静謐さに衝撃を受けた

個人的に衝撃を受けた神社No.1

春日大社といえば、奈良観光では外せない定番の観光スポットですね。

あまりに有名な神社なので、観光向けの雰囲気(境内におしゃれなカフェが併設されていたりとか)になっているのかな、と思っていたのですが、むしろ逆です。

参道に限っていえば(※)、何百年、いや千年前の空気がそのまま保存されているような雰囲気。
(※社殿は20年ごとに建て替えるので)

初めて訪れたときに衝撃を受けた神社ランキングNo.1です(※個人の意見です&2020年時点)。

何がそこまで衝撃だったかというと、参道に立ち入った瞬間、空気がガラッと変わるのを肌で感じたこと。

決して怪しいことを言うつもりはないんですよ(霊感とかないし)。
木々に囲まれて日陰になっているために温度が少し低いとか、理屈で説明できると思いますし。

自然現象だとしても、私にとっては鳥肌が立つほどの変化に感じられたんです。
なんて静謐な空気なんだろう!と。

(ちなみに、その後何度か訪れていますが、参道の空気感に慣れてしまったのか、初回のような衝撃は感じなくなりました。)

神様の使いの鹿さんもたくさんいらっしゃるし、苔むした灯籠が並ぶなど、独特の雰囲気が魅力的です。

 



アクセス

徒歩の場合

JR奈良駅から徒歩で行かれる場合は、三条通りをひたすらまっすぐ進むと、春日大社の一の鳥居が見えてきます。

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三条通りに沿って東に直進すると一之鳥居


近鉄奈良駅から徒歩で一之鳥居に行く場合は、
・小西さくら通り商店街or東向き商店街を南に→三条通りに出る
・三条通りに沿って東へ
となります。


なお、一之鳥居から御本殿まではけっこう距離があります(20分弱)ので、足腰に自信のない方は、路線バスで「春日大社本殿前」下車か、自家用車などで近くまで行ったほうがよいです。


バスの場合

初めて行ったとき、どのバスに乗ればどの停留所に着くのか、よくわからなかったので、詳しく書いておきます。

本殿の近くまでバスで行くかどうかで、乗るバスの行先が変わりますので、ご注意ください。

なるべく歩かずに済ませたい場合は「春日大社本殿行き」

JR奈良駅(東口2番のりば)、近鉄奈良駅(1番のりば)から奈良交通「春日大社本殿行き」に乗ると、二之鳥居の近くに停まります。

10分程度歩いてもよい場合は「市内循環」

奈良交通の市内循環バスに乗って、「東大寺大仏殿・春日大社前」停留所か「春日大社表参道」停留所で下車。

市内循環バスは、しょっちゅう走っているのを見かけるので、利便性は高そうです。

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春日大社表参道バス停

「東大寺大仏殿・春日大社前」停留所で降りた場合は、停留所から南側に数十メートル、「春日大社表参道」停留所で下車の場合は北側に数十メートル歩くと、参道に入れます。

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参道へ


ここから歩くと、本殿まで10分ちょっと要します。

主要観光アクセス - 奈良バスなびweb



(土日は「ぐるっとバス」もある)

ちなみに、土日の9‐17時(15分間隔)であれば「ぐるっとバス(奈良公園ルート)」がお得なようです(100円)。

ぐるっとバスにJR奈良駅から乗車される場合、のりばは西口となります。
(市内循環バスや「春日大社本殿行き」は東口2番)
お間違えなきようご注意ください。

ぐるっとバス(奈良公園ルート)の場合、「東大寺大仏殿・春日大社前」に停まります。

奈良観光に便利!ぐるっとバスのご案内//奈良公園・平城宮跡 アクセスナビ


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参道の様子

一之鳥居~

 

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一之鳥居

一之鳥居をくぐると、こんな景色が。

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一之鳥居をくぐった先に広がる参道

このあたりはまだ木々も少ない感じですね。
鹿さんもいます。

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鹿さん


参道をひたすら直進していると右手に仏教美術研究センターの建物が右手に見えてきます。
奈良国立博物館の施設だそうです。

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仏教美術資料研究センター

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仏教美術資料研究センター


建物の外観も独特で興味深い。

入館できないのかと思っていましたが、毎週水曜・金曜の9:30~16:30は利用手続きをすれば見学できるようです。

施設案内 - 仏教美術資料研究センター|奈良国立博物館


(※2020年4月現在、奈良国立博物館休館中です)


さて、仏教美術資料研究センターをすぎると、参道と道路が交差する場所に出ます。
(市内循環バスの場合は、ここから参道に入ります)

一之鳥居をくぐってからここまでは徒歩で7~8分程度です。

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横断歩道を渡る


私が初めて春日大社を訪れたときに、空気がガラっと変わるのを感じたのが下の写真のあたりです。
「えっ!?」と思って、思わず周囲を見回した思い出があります。

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空気が変わる場所


参道の南側に広がっているのは飛火野園地。
鹿さんたちがのんびり過ごしている様子が見られます。

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飛火野園地


灯籠やら、巨木やらを見ながら進んでいきます。

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灯籠

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くりぬかれた丸太



二之鳥居~

やっと二之鳥居まできました。
(一之鳥居をくぐってからは徒歩15分程度、バス停で降りた場合だと徒歩8~9分程度かかりました)

ここまでくれば本殿までもうすぐです。

鳥居の両サイドには狛犬もいます。

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二之鳥居

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二之鳥居前の狛犬



二之鳥居をくぐると祓戸神社、その脇に伏鹿手水舎があります。

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伏鹿手水所

さすが、手水所も鹿さんなんですね。
こちらで手を清めてから祓戸神社にお参りし、その後本殿へ向かう、というのがマナーのようです。


さて、引き続き参道を歩いていきます。
坂道なのでちょっと疲れますけど、ずらずらと並ぶ灯籠が神秘的。

石灯籠にこれほどの苔が生えるって、けっこう時間かかりそうですよね。
この灯籠たちはいつからここに立っているのだろう、と長い時間に思いを馳せます。

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参道にずらりと並ぶ灯籠

途中の売店では鹿さんが店番(?)していたりします。

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店番?中の鹿さん

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鹿せんべいあります

到着殿が見えてきました。
ちなみに到着殿は、春日祭のときに「到着之儀」が行われる建物。

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到着殿

 到着殿を過ぎると、朱に彩られた御本殿エリアが見えてきます。
二之鳥居をくぐってからは徒歩3分程度です。

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御本殿のあるほう




御本殿エリア

南門

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南門

幣殿・舞殿

南門から入りますと、正面に幣殿・舞殿があります。
(東側二間が幣殿、西側三間が舞殿)

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幣殿・舞殿の灯籠

御回廊に入らない場合は、幣殿・舞殿ごしに参拝することになります。

中門・御回廊

中門や、御本殿参拝したい場合は、特別参拝入口にて受付が必要です(8:30-16:00 初穂料500円)。

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中門(ここから先は特別参拝エリア)


(2016年に特別参拝をしたときの様子)

shishi-report-2.hatenablog.com

 




砂ずりの藤

5月初旬には地面(砂)につくほどの藤が見られます。

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砂ずりの藤


藤棚の脇には、おみくじをくくる棚もあります。

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砂ずりの藤


余談ですが、春日大社のおみくじ(200円のやつ)、むちゃくちゃ当たってビックリしたことがあります。
将来のことが当たる、というよりは、「今現在の(心の)状態」みたいなものをズバリ言い当てられるような感じです。


砂ずりの藤の先は西回廊の慶賀門に通じています。

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慶賀門へ



西回廊付近

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直会殿と西回廊の間

つり下がる灯籠が美しいエリア。

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直会殿の灯籠

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西回廊

夏の「中元万灯籠」の期間中、これら灯籠にあかりが灯されます。
きれいですが、人が多くてあまりゆっくりできないのが難点ですね。

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西回廊 外側から

 

慶賀門

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慶賀門

 
ここを下り、到着殿の前を通って、もと来た参道に合流できます。

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所要時間のめやす まとめ

すべて徒歩の場合

一之鳥居から本殿まで 徒歩で20分弱

バス利用の場合

・「春日大社表参道」停留所から本殿まで 徒歩10分程度
・「春日大社本殿」停留所から本殿まで 徒歩5分程度

御本殿参拝にかかる時間

幣殿ごしの通常参拝であれば最短で数分~
特別参拝をする場合は 20分程度

(※歩く速度や参拝にかける時間など、個人差がありますので、あくまで目安としてお考えください) 

 

おわりに

春日大社のすごいところは、その独特な雰囲気ももちろんですが、「一回行ったからもういいや」とはならないこと。

たとえば、
初回は、御本殿など、メインのところをめぐる。

shishi-report-2.hatenablog.com

 


二度目は、境内南側のお社をめぐる「若宮十五社めぐり」。

shishi-report-2.hatenablog.com

 


三度目は、境内北を流れる水谷川周辺のお社をめぐる「水谷九社めぐり」。
など。


それ以外にも、国宝殿や万葉植物園(改修中)もあります。

おみくじも当たる(気がする)ので、ぜひ。

世界遺産 春日大社 公式ホームページ