仏像、ときどきワンダー観光

おもに仏像のこと。不思議スポットやふつうの観光の話もたまにします

【京都】建仁寺塔頭 禅居庵 摩利支天堂 - ころんとしたフォルムがたまらない6体のイノシシ(狛亥)

建仁寺塔頭 禅居庵 摩利支天堂って?

・禅居庵(ぜんきょあん)は建仁寺に隣接した庵
・中国から招いたお坊さん(大鑑清拙正澄(だいかんせいせつしょうちょう)禅師(1274~1339))が晩年を過ごし、遷化(高僧が亡くなること)された場所
・摩利支天像がまつられている
・摩利支天の眷属(けんぞく)がイノシシであるため、境内に6体の狛亥(こまい)がいる

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拝観レポート 狛亥の写真

建仁寺側から唐門を通って入ったところ、目に飛び込んできたのは手水舎のイノシシ!
ちょっとライオンっぽい、猛々しい感じです。

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手水舎のイノシシ

摩利支天堂に御参りした後(イノシシに気をとられ、お堂の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました)、イノシシ探索。

境内には6体(=3組)の狛亥がいます!

① ころんとした狛亥

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阿形 狛亥

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吽形 狛亥

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狛亥のおしり

ころんとしたフォルムがたまりません。

➁ スリムな狛亥

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吽形 狛亥

 

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阿形 狛亥

阿形の方は写真のアングルがちょっと微妙ですが、口を開けているのは確認できるかと思います。

前足に白い布?のようなものを巻いていて、怪我でもしたのかと心配になりました(石像だけど…)が、写真を拡大してよく見てみたら、おみくじが括りつけられているだけのようでした。

③ 門前の狛亥

お次は境内の外(門の前)にいる狛亥。

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阿形 狛亥

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吽形 狛亥

目のところがくぼんでいるので、ちょっと怖い気もしますね。
かつては、玉眼的なものが埋まっていたのかもしれません。

鼻が長いせいか、なんとなくイルカを彷彿とさせる表情です。
吽形の方は、前足がぎこちない感じがしますが、これはこれで味がありますね。

個人的にはお堂の一番近くにいた、ころんとしたフォルムの狛亥が一番好きです。

建仁寺参拝の際は、おとなり禅居庵の摩利支天堂と狛亥も必見です。

 

参拝時間

午前9時~午後5時
境内自由

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アクセス

建仁寺境内から行く場合は、山門と勅使門の間の十字路を西に。
唐門から禅居庵境内に入ることができます。

一旦八坂通か大和大通りに出て、禅居庵の門から入るほうがわかりやすいかもしれません。

周辺の施設情報

・建仁寺

shishi-report-2.hatenablog.com

 

・六波羅蜜寺

shishi-report-2.hatenablog.com


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