なら瑠璃絵(ならるりえ)
どんなイベント?
・奈良に関わりのある宝石「瑠璃(るり)」にちなみ
・東大寺 興福寺 春日大社が青い光で照らされる
・冬(バレンタイン前の1週間くらい)のイルミネーションイベント
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見学レポート
会場は、奈良公園一帯、東大寺、興福寺、春日大社など。
本格的に参加したことがなかったので、ひとまず駅から近い、興福寺会場に行ってみることに。
花火が上がり始めた
2月14日19時頃、興福寺境内に向かっていると、「ドン、ドォン」と花火が上がる音がしはじめました。
私は「あ、これ花火だな」とわかったのですが、道行く人々は何らかのトラブルと思ったようで「何事!?」「え、大丈夫!?」とザワザワしておられました。
急いで興福寺境内への階段を上がる。
ライトアップされた中金堂、そして、東金堂の向こうに花火が上がる!
この花火、奈良公園のお誕生日を祝う花火らしい。
人も少なくて、花火はバッチリ見えて、「ここ、すごく穴場なのでは!?」と興奮しました。
写真をたくさん撮りましたが、私のコンデジと腕ではほとんど使い物にならず(花火は動画のほうがいいですね)。
さて、花火が終了したので、ライトアップを愛でることにします。
青く照らされた中金堂
普段は朱が華やかな中金堂が、幻想的なブルーにライトアップ。
このブルー(瑠璃色)になぞらえて、「なら瑠璃絵」なんですね。
正面に回ってみます。
カメラの自動補正が入って、空も明るくなってしまっていますが、暗闇の中、青い光がまぶしく感じるほどでした。
ちょっとズームしてみます。
電球のつぶが見えます。
お堂の壁や庇に反射して、建物がぼうと浮かびあがるのが素敵。
(ちなみに普段の中金堂)
参考:お堂内におられる仏像などは興福寺 中金堂 - 300年ぶりに再建されたお堂 四天王(慶派作)の迫力もすごい
全然印象が違いますね。
青い光が立ち上ってゆくさま、幻想的でとてもきれいでした。
(南円堂)
南円堂は通常モードでしたが、月が出てきれいだったので撮影。
(しかし、10年以上前の一般向けコンデジだと夜景は厳しいなー。リコーのGRほしい)
南円堂って、とてもバランスのとれたフォルムだなあ、といつ見ても思います。
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おわりに
奈良市街地は盆地なので底冷えがひどく、例年2月のイベントは凍りそうな寒さとの闘い(たとえば>>>興福寺 追儺会(ついなえ)- 節分に暴れる鬼vs毘沙門天→からの福まく大黒天)なのですが、今年は暖かく、純粋に花火やイルミネーションを楽しめました。
どんなに美しいものでも、寒すぎるとちょっと集中できないので、気温って大事なんだなあ、と改めて実感(→エアコンってありがたい存在なんだなぁ、と。もはやイベント自体と無関係の感想ですが)。
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