仏像、ときどきワンダー観光

おもに仏像のこと。不思議スポットやふつうの観光の話もたまにします

2023年に行った美術展・博物館など振り返り - 「みんぱく」が想像以上によかった

ミュージアム振り返り2023

 

時系列で振り返っていきます。

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2023年の美術展・博物館のおもいで

奈良 平城宮いざない館(常設・資料館)

平城宮いざない館

かつての平城京での暮らしなどをリアルに&身近に想像できて、私は結構面白かったです(あんまり歴史とか詳しくないほうだが)。
しかも無料。

復元模型

新しくてきれいだし、これ無料ってけっこうすごいよな、と。

 

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大阪 絹谷幸二天空美術館

眺望良好

 

絹谷幸二氏の絵画・彫刻を展示。
梅田スカイビル27階にあり、ボリュームがちょうどよい(多すぎず、少なすぎず)。
3D映像も没入感があって楽しめました。

 

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ちょうど特別展「不二法門」をやっていて、時世を反映した作品もよかった。
(サブブログの記事↓)

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大阪 国立民族学博物館(万博記念公園内)

パティオ

 

国立民族学博物館(以降、みんぱく)は行くつもりなかったのですが、予期せぬ予定変更→時間つぶしのために入りました。
けど、すごくよかった!

とくに、遺跡を思わせる中庭(パティオ)がドンピシャで好み。

世界中の文化や産業を一気に見学できるので、ちょっとした世界旅行に行った気分というか。別世界にワープしているような気分に。

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大阪 太陽の塔(万博記念公園内)

太陽の塔

森見登美彦さんの小説でその存在を知ってから、ずっと気になっていた太陽の塔。
数年前から内部見学もできるようになりました。

内部

本来の目的が「通路」であったというのも驚き。
まさに異空間であった。

 

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和歌山県立近代美術館

和歌山県立近代美術館


各都道府県にある公立の美術館って、こぢんまりしたところもあるので、あまり期待せずに行ったのですが、かなりよかったです。

黒川紀章氏設計の建物からしてなんか圧倒されてしまった。

所蔵品だと、宇佐美圭司氏の作品が好みでした。

宇佐美圭司「プロフィール:同層・異層」

特別展『石ノウエ二描ク』も見てきた。
(サブブログの記事へ)

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和歌山市民図書館

和歌山市民図書館

美術館でも博物館でもないけれど、とてもよかったので記載。

ツタヤ系の図書館。
広くて、自習・ビジネススペースまであって、混雑もしておらず、スタバも入っていて。21時までやっている……。
「これは一日中いられるやつ(しかも無料って)」
本気の本気でうやらましい。

 

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奈良 橿原考古学研究所付属博物館

橿原考古学研究所付属博物館

研究所付属の博物館なので、華やかさというかおしゃれな感じ(というか商業感)はないですが、古墳関連の展示はやはり充実。

展示物

詳しくなくてもそれなりに「うおおお」となって楽しめます。

 

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大阪 あべのハルカス美術館 特別展「超絶技巧、未来へ!」

前原冬樹〈『一刻』スルメに茶碗〉(部分)※木彫です

 

現代作家中心の、写実性がすさまじい作品の数々。

展覧会を通じて、「とてつもなく手間がかかる作業をとんでもない量積み上げている」というのを実感しまくった一日でした。
(サブブログの記事へ)

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奈良国立博物館

特別展「聖地 南山城」

浄瑠璃寺の九体阿弥陀の修理終了に伴い、お披露目されました。

 

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第75回 正倉院展

毎年行っている正倉院展。
今年はなぜかあまり覚えていないが、すっぽんの容器がかわいかったことは覚えている。

 

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大阪 藤田美術館

藤田美術館

 

2022年リニューアル、ぴかぴかのきれいな建物。
実業家の藤田親子が収集した美術品(主に仏像や茶道具)。

展示物数はかなり絞られていて、「大阪観光の一環としてちょっと寄る」のにちょうどいい。
庭園、仏教建築なども擁しているので、海外の方に「日本の文化をざっくり説明したい」みたいなときにピッタリなボリューム感。

逆に、国立博物館系のガッツリボリュームを期待していると「あら?もうおわり?」みたいになるのでご注意。

 

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総括

2023年に行った博物館・美術展などは11 でした(図書館含む、奈良博の特別展は2回として計上)

お寺や神社が少なかったぶん、ミュージアム系に意外と行ってました。
一年以内のことなのに、かなり忘れているもんだなあ、と。
大変だけど、記事にしておいてよかった。

いちばん印象に残ったのは?

時間つぶしのつもりで行った「みんぱく」でしたー。
広いのにかなりガラガラで、これまた自分の世界に浸れてよかったです。

あと、「超絶技巧、世界へ!」もよかった。

2024年に向けて

見学レポートを書くのがけっこう大変なので、もっとサクッと書きたいと思っているけど、詳しく書いてしまうんだろうなあ(そういう性分)。

2024年はお寺めぐりを増やそうかなと思っているので、博物館系はどのくらい行けるだろうか。

それにしても、お気に入りのものが増えていくのは嬉しいものですね。