仏像、ときどきワンダー観光

おもに仏像のこと。不思議スポットやふつうの観光の話もたまにします

仏像の基礎知識

【仏像の知識】荼吉尼天(だきにてん)とは? - 狐にまたがる天女で開運出世のご利益

白い狐にまたがる天女の姿で表わされる荼吉尼天。開運出世のご利益があるとされています。

【仏像の知識】深沙大将(じんじゃだいしょう)とは? - 『大般若経』の守護神

三蔵法師がインドを目指して旅しているとき、砂の中から現れたという深沙大将。そのエピソードから「大般若経」の守護神となりました。

【仏像の知識】歓喜天とは? - 商売繁盛・夫婦円満・子宝の神

頭はゾウ、身体はヒトで、男女が抱き合う姿で表わされることの多い歓喜天。持ち物は大根や砂金袋というところも、ユニークな存在です。

【仏像の知識】摩利支天とは? - 陽炎(かげろう)を神格化した神

陽炎を神格化した「摩利支天(まりしてん)」。陽炎ゆえ、捕えられず傷つけられないので、武士や忍者から信仰を集めました。

【仏像の知識】十王とは? - 閻魔王を長とする冥府の裁判官グループ

十王は、閻魔王をリーダーとする、冥府の裁判官たち。各忌日に担当の裁判官が配されています。

【仏像の知識】閻魔天(閻魔王)とは? - 死者の行き先を決める裁判長

死者の生前の罪を裁く閻魔王。その役割柄、迫力あるお像が多いです。

【仏像の知識】韋駄天とは? - お寺の建物の守護神

日本では俊足の象徴とされる、韋駄天。お寺の伽藍を守る守護神です。

【仏像の知識】大黒天とは? - 元戦闘神、日本の神様と結びついて福徳の神となる

大きな袋を背負い、打ち出の小槌を持ち、にこにこと米俵に乗る大黒さま。元は恐ろしい姿の戦闘神でした。

【仏像の知識】伎芸天とは? - 諸芸の上達にご利益

伎芸天は、まけいしゅらおう(別名:大自在天=シヴァ神のこと)の生え際(!)から誕生し、諸芸の上達の天女とされています。

【仏像の知識】訶梨帝母(鬼子母神)とは? - 安産・子育て・子どもをまもる神

子を食らう鬼が改心して、子育てや子どもを守る神となった訶梨帝母(鬼子母神)。

【仏像の知識】弁才天とは? - 学問・音楽・財宝の女神

身近なようで、意外と知らないことも多い弁天様。琵琶を弾いているイメージですが、武器を持っていたり、宇賀神を頭に載せる場合もありあます。

【仏像の知識】吉祥天とは? - 豊穣と福徳を司る女神

美女の姿で表わされる吉祥天は、天下泰平、豊穣、福徳の神として信仰されています。

【仏像の知識】十二神将とは? - 薬師如来に従う12の夜叉

十二神将は、薬師如来の眷属(侍者)をつとめる12の夜叉(やしゃ)の総称。薬師如来が立てた、人々を救うための12の願い事に応じて現れる存在、ともされています。

【仏像の知識】千手観音の持ちもの一覧

千手観音の持ちものについて、唐招提寺のお像を例に、一つずつ説明しています。

【仏像の知識】阿修羅とは? - 帝釈天との闘いに敗北後、仏教の守護神に

興福寺に伝わる阿修羅像の三つの顔は「考え込む→決意→落ち着く」という心境の変化を表しているのではないかといわれています。

【仏像の知識】八部衆とは? - 釈迦如来の教えを広める手助けをする8種の神々

釈迦に使える8の神。日本では奈良時代にのみ信仰され、興福寺のお像が有名です。

【仏像の知識】兜跋(とばつ)毘沙門天とは? - 地から湧き出し兜跋国(中国の西域)を救ったお方

地天女に支えられて立つ、兜跋毘沙門天。一般の毘沙門天とも異なるお姿です。

【仏像の知識】毘沙門天とは? - 財宝・福徳・戦いの神

四天王のうちの「多聞天」が単独で祀られるときのお名前が「毘沙門天」です。

【仏像の知識】四天王とは? - 東西南北に立ち仏教を守る四人組

四天王(持国、増長、広目、多聞)の特徴をまとめています。

【仏像の知識】金剛力士(仁王)・執金剛神とは? - 金剛杵を持つお寺のガードマン

お寺の門に立つ金剛力士と、その元の姿である執金剛神について。

【仏像の知識】帝釈天とは? - 戦士の守護神 & 釈迦の全生涯の目撃者

古代インドの天候の神様が、仏教に取り入れられ、戦士の守護神となった帝釈天。

【仏像の知識】梵天とは? - お釈迦さまに仏教を広めるようすすめた創造神

密教以前と以降では随分と姿が変わる梵天像。仏教を広めるようお釈迦様にすすめた神様。

【仏像の知識】大元帥明王とは? - 国を守り、外敵を退散させる明王

仏像・仏画とも作例が少なく、滅多に拝観できない大元帥明王。国をまもってくれる存在。

【仏像の知識】烏枢沙摩明王とは? - すべての穢れを浄化する/トイレの守護神とも

全ての汚れを焼き尽くす烏枢沙摩明王。民間信仰ではトイレの守護神として活躍。

【仏像の知識】愛染明王とは? - 愛欲を悟りにかえる仏

愛欲を悟りへと浄化させる愛染明王。 江戸時代には花魁や芸者の守り本尊という面もあったのだとか。 また、染色関係の仕事につく人の守り本尊しても信仰されています。

【仏像の知識】孔雀明王とは? - 孔雀のようにあらゆる毒を食べつくす仏

孔雀明王は、明王なのに、穏やかで優雅なお姿です。あらゆる毒を取り除いてくれます。

【仏像の知識】金剛夜叉明王とは? - 金剛杵(煩悩を破る武器)で悪を砕く

雷すら操ることができ、悪を打ち砕くという金剛夜叉明王。正面のお顔に目が5つあるのが特徴です。

【仏像の知識】大威徳明王とは? - 6つの手と足と顔ですべての悪を倒す仏

水牛にまたがり、地獄から天界まで行き来する大威徳明王。6つの手と足と顔で悪を倒してくれます。

【仏像の知識】軍荼利明王とは? - ヘビを巻き付ける不気味な姿だが障害をとりのぞいてくれる仏

ヘビを巻き付けていて、おどろおどろしい姿ですが、障害をとりのぞいたり、外敵から守ってくれる頼もしい存在の軍荼利明王。

【仏像の知識】降三世明王とは? - 三世(過去現在未来)にわたり三毒(煩悩)を鎮める仏

シヴァ神夫妻を踏みつけ、いろんな武器を持っている降三世明王。